チェルシーとマンチェスター・Cが獲得に動いていたと報じられたグリーズマン [写真]=fotopress/Getty Images
チェルシーとマンチェスター・Cが、アトレティコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの獲得に動いていたようだ。イギリス紙『デイリーメール』が8日付で報じている。
グリーズマンを巡っては、マンチェスター・Uやバルセロナ、レアル・マドリードからの関心がすでに伝えられており、今夏の移籍市場における注目銘柄の1人となっていた。一部ではマンチェスター・Uが獲得を断念したとの報道もあったが、それでもなお多くのクラブがその動向に注目していた。
同紙によると、移籍金が8600万ポンド(約118億1400万円)に設定されている同選手の獲得を目指して、チェルシーとマンチェスター・Cがアトレティコ・マドリードとコンタクトを取っていたという。しかしながら、同選手が8日のリーガ・エスパニョーラ第31節レアル・マドリード戦後に「将来についていかなる可能性も除外しないけど、今はアトレティコで幸せだ」とコメントするなど、今夏に移籍が実現する可能性は低くなっている。
これにより、グリーズマン獲得を目指していたクラブはターゲットを変更。チェルシーとマンチェスター・Uはエヴァートンのベルギー代表FWロメル・ルカクに、マンチェスター・Cはドルトムントのガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンに照準を合わせたと、同紙は伝えている。
グリーズマンがアトレティコ・マドリード残留を示唆したことにより、その他の有力選手の去就が騒がしくなってきた。