ユース年代選手の補強禁止処分を受けたと報じられたリヴァプール [写真]=Getty Images
イングランドサッカー協会(FA)がリヴァプールに対し、ユース年代選手の獲得を2年間禁止する処分と10万ポンド(約1400万円)の罰金を科したことが判明した。イギリス紙『デイリーミラー』などが伝えている。
同紙によると、リヴァプールは昨年の夏、ストークの下部組織に所属している12歳の選手の引き抜きを画策。同選手の保護者に対してクラブ側が学費を負担と約束した模様だ。しかし、金銭的な援助はFAによって禁止されていたため、処分を科されることとなった。
報道によると、2年間の移籍禁止処分には1年間の執行猶予期間が付随している。したがって、移籍禁止処分解除後1年以内に今回のような違反行為があった場合には、さらに重い処分がリヴァプールに科されることになっているという。
プレミアリーグでは他国リーグからの外国人選手の移籍に厳しい制限が加えられていることから、国内の若手選手発掘や育成は各クラブにとって重要な課題となっている。しかしリヴァプールは今回の処分により、大きな痛手を負うこととなってしまった。
(記事/Footmedia)
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