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ロイ・キーン氏がモウリーニョを痛烈批判「彼にはマンU監督の荷が重すぎる」

2017.03.17

モウリーニョ監督を厳しく批判したキーン氏(左) [写真]=Lynne Cameron/Getty Images

 マンチェスター・Uで1993年から2005年までプレーした、元アイルランド代表DFロイ・キーン氏が、現在チームを率いるジョゼ・モウリーニョ監督を痛烈に批判した。イギリス紙『テレグラフ』が伝えている。

 マンチェスター・Uは16日のヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦セカンドレグでロストフ(ロシア)と対戦。1-0で勝利を収めたものの、試合後にモウリーニョ監督は「月曜日に10人でプレーし、今日も試合をするなんて難しい」と、日程に対する不満を口にした。

 実際チームは2月11日のプレミアリーグ第25節以降、週2試合こなすハードな日程が続いており、6週間で11試合を戦っている。モウリーニョ監督は19日の第29節ミドルスブラ戦で「負ける可能性もある」と弱音を吐いたほどだ。しかし現役時代から”闘将”として知られるキーン氏は、過密日程の事実は認めながらも、同監督の姿勢を厳しく非難した。

「極めてナンセンス。あんなひどい発言は初めて聞いた。彼はマンチェスター・U、つまり世界中を見渡しても類を見ないようなビッグクラブの指揮官なんだ。素晴らしい選手たちが揃っている。それなのに彼は日程に対する不満を述べたり、言い訳をしてばかりだ」。

 さらに「彼にはマンチェスター・Uの監督という仕事の荷が重すぎるのかもしれないね。毎試合求められているものに対応できていない」と嫌味たっぷりに語っている。

 ロストフ戦ではフランス代表MFポール・ポグバが負傷しており、チームにとってはさらなる痛手。一方、19日に対戦するミドルズブラは解任されたアイトール・カランカ監督に代わって就任した、スティーブ・アグニュー暫定監督にとっての初陣となり、両チームのメンバーに注目が集まる。

By サッカーキング編集部

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