アーセナルとの契約が今シーズンで切れるヴェンゲル監督 [写真]=AMA/Getty Images
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が、自身の契約に関してコメントした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が23日に伝えている。
チリ代表FWアレクシス・サンチェスやドイツ代表MFメスト・エジルとの契約延長に力を注いでいるヴェンゲル監督。チームの要となる2選手の将来に注目が集まる一方で、就任20年を迎えた自身の契約も今シーズン終了とともに満了を迎えることになっている。
しかし、ヴェンゲル監督は契約延長を急いではいないようだ。指揮官は「いつも言っていることだが、春になったら自分の立場を判断して、私自身の決断をするよ」とコメント。さらに「もちろんクラブにだって自由があるし、私がここに長くいることとは関係なく、私にも権利があるんだ」と、両者にとってよいタイミングで交渉するとの見解を示している。
その上で「これまで、どんな場所でも責任を持って契約最終日まで働いてきた」と、アーセナルでも契約期間を全うする意思を明確にしている。
アーセナルは今シーズン、プレミアリーグ第17節を終えて首位チェルシーから勝ち点9差の4位と、優勝争いでは厳しい展開。UEFAチャンピオンズリーグではグループ首位で決勝トーナメントに進出したが、ベスト16ではドイツ王者バイエルンと対戦することになっており、こちらも難しい戦いが予想されている。残りの契約期間で、ヴェンゲル監督は延長に向けてアピールできるだろうか。
By サッカーキング編集部
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