圧巻のゴールラッシュを見せたリヴァプール [写真]=Liverpool FC via Getty Images
プレミアリーグ第11節が6日に行われ、リヴァプールとワトフォードが対戦した。
公式戦11試合負けなしと好調の3位リヴァプールが、ホームに7位ワトフォードを迎えての一戦。リヴァプールはここまでチームトップの6ゴールを挙げているセネガル代表FWサディオ・マネやブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、同MFフィリペ・コウチーニョらがスタメンに名を連ねた。
試合は27分にリヴァプールが先制に成功する。左CKをショートコーナーで角度を変えて、コウチーニョが右足でクロス。ニアサイドに飛び込んだマネが巧みに頭で合わせると、ボールはゴール右に吸い込まれた。
さらに攻めるリヴァプールは30分、敵陣中央でボールを受けたフィルミーノが反転して左サイドのコウチーニョへパス。トラップでエリア付近中央に持ち出すと、そのまま思い切りよく右足を振り抜いた。ボールは相手DFの股間をすり抜け、ゴールに突き刺さった。
攻撃の手を緩めないリヴァプールは43分にも追加点を挙げる。右サイドでボールを受けたルーカス・レイヴァが右足でクロスを供給。ファーサイドでフリーになっていたエムレ・ジャンが、ヘディングシュートをゴール右に叩き込んだ。前半はこのまま終了し、リヴァプール3点リードで折り返した。
後半に入ってもリヴァプールの勢いは止まらない。57分、エリア内左でボールを受けたアダム・ララーナが相手DFをかわして左足でグラウンダーのクロス。中央でフリーになっていたフィルミーノが、右足で難なくゴールに流し込んだ。
リヴァプールは直後の60分、スルーパスでフィルミーノがエリア内右に抜け出す。ボールをキープしながら中央の様子を確認し、右足でラストパス。走り込んでいたマネが右足で押し込み、リードを5点に広げた。
防戦一方だったワトフォードも一矢報いる。75分、ノルディン・アムラバトが右サイドを突破して、エリア内のダリル・ヤンマートにラストパス。トラップで前を向くと、冷静に左足でゴール左下に流し込んだ。
リヴァプールは後半アディショナルタイム1分、圧巻のゴールラッシュを締めくくる。エリア内右からフィルミーノが中央へパスを送ると、ダニエル・スタリッジが左足ダイレクトで合わせる。ボールはGKに弾かれたが、こぼれ球をジョルジニオ・ワイナルドゥムが押し込み、チーム6点目を奪った。
試合はこのまま6-1でホームのリヴァプールが大勝。首位マンチェスター・Cと2位のアーセナルが引き分けたため、勝ち点26で首位に躍り出た。
次節は19日、リヴァプールは敵地で日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンと、ワトフォードはホームで同FW岡崎慎司が所属するレスターと対戦する。
【得点者】
1-0 27分 サディオ・マネ(リヴァプール)
2-0 30分 フィリペ・コウチーニョ(リヴァプール)
3-0 43分 エムレ・ジャン(リヴァプール)
4-0 57分 ロベルト・フィルミーノ(リヴァプール)
5-0 60分 サディオ・マネ(リヴァプール)
5-1 75分 ダリル・ヤンマート(ワトフォード)
6-1 90+1分 ジョルジニオ・ワイナルドゥム(リヴァプール)
By サッカーキング編集部
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