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サンダーランド、開幕10試合の成績が史上最悪に 先例が示す残留への道筋は?

2016.10.30

厳しい戦いが続くサンダーランド [写真]=Getty Images

 サンダーランドのプレミアリーグ開幕10試合における成績が、史上最悪な記録となった。29日付のイギリス紙『デイリーメール』が報じている。

 同日開催されたリーグ第10節でホームにアーセナルを迎えたサンダーランド。先制点を奪われながらも、元イングランド代表FWジャーメイン・デフォーの得点で同点に追いつくが、その後3失点を献上。ホームで1-4と敗れた。

 同紙によると、この結果サンダーランドはプレミアリーグの戦績を0勝2分け8敗、得失点-13とし、史上最悪の結果となった模様。10試合で積み上げた勝ち点がわずか2ポイントであるのは、1995-96シーズンのマンチェスター・Cに続いて2クラブ目となる。なお、当時のマンチェスター・Cは2部降格を味わうこととなった。

 サンダーランドは2013-14シーズンにも開幕10試合で1勝1分け8敗の低調な成績を残した。しかし当時は終盤に4連勝を記録するなど意地を見せ、見事残留を果たしている。

 過去の例では、10試合で勝ち点3ポイント以下にとどまったチームは4クラブ。その内、2013-14シーズンのクリスタル・パレスと、1994-95シーズンのエヴァートンが残留を果たしているが、クリスタル・パレスは5連勝、エヴァートンは8戦負けなしを記録するなど、チームの立て直しに成功した。

 デイヴィッド・モイーズ監督が率いるサンダーランドは、今後巻き返すことができるのか。注目が集まる。

サンダーランドを率いるモイーズ監督 [写真]=Getty Images

サンダーランドを率いるモイーズ監督 [写真]=Getty Images

 『デイリーメール』による開幕10試合のワースト戦績記録

サンダーランド(2016-17シーズン) 0勝2分け8敗 得失点-13
マンチェスター・C(1995-96シーズン) 0勝2分け8敗 得失点-12 降格
スウィンドン・タウン(1993-94シーズン) 0勝3分け7敗 得失点-18 降格
クリスタル・パレス(2013-14シーズン) 1勝0分け9敗 得失点-15 残留
エヴァートン(1994-95シーズン) 0勝3分け7敗 得失点-15 残留
シェフィールド(1999-00シーズン) 1勝1分け8敗 得失点-17 降格
サンダーランド(2013-14シーズン) 1勝1分け8敗 得失点-15 残留
バーンリー(2014-15シーズン) 0勝4分け6敗 得失点-14 降格
サウサンプトン(2012-13シーズン) 1勝1分け8敗 得失点-14 残留
QPR(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)(2012-13シーズン) 0勝4分け6敗 得失点-11 降格

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