レアルに復帰したモラタ、チェルシー移籍の可能性が再浮上か [写真]=Icon Sport via Getty Images
ユヴェントスからレアル・マドリードへ復帰したスペイン代表FWアルバロ・モラタに、チェルシーへ移籍する可能性が再浮上しているようだ。スペイン紙『マルカ』が18日に報じた。
レアル・マドリードは6月21日に買い戻しオプション行使によるモラタの復帰を発表。同オプション行使においてユヴェントスへ支払われた金額は公表されていないが、複数メディアが3000万ユーロ(約33億3000万円)と報じている。
当時、レアル・マドリードはより高額でモラタを他クラブへ“転売”する可能性が高いと報じられていたものの、次第に同クラブ残留が有力視されるようになった。今月9日の『マルカ』によれば、レアル・マドリードはモラタ獲得へ6000万ユーロ(約70億4000万円)を提示したチェルシーからの打診に断りを入れている。同選手は14日に発表されたレアル・マドリード新背番号で「21」を与えられており、同クラブ残留が決定したと見られていた。
しかし今回の報道によると、モラタがチェルシーへ移籍する可能性はまだ残っているようだ。同選手はレギュラーとしてのプレーを望んでいるものの、フランス人FWカリム・ベンゼマとウェールズ代表MFギャレス・ベイル、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの“BBC”を擁するレアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督はモラタの役割を明確に示すことができていないという。
同紙は、以前からモラタの獲得を目指しているチェルシーがほとんど毎日、同選手に連絡を入れていると報じた。アントニオ・コンテ監督は同選手に定位置を確約している模様で、モラタにとっては魅力的な環境と言えるようだ。
報道によれば、6000万ユーロでのオファーを断られているチェルシーは、移籍金を8000万ユーロ(約93億8000万円)まで増額してモラタ獲得を目指す可能性があるという。同金額でのオファーであれば、レアル・マドリードにとっても魅力的。「断りを入れることは不可能だろう」と同紙は伝えている。
一時は決着したと思われていたモラタの去就。報道によれば今週中には決断が下される模様で、動向に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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