レスターに加入したツィーラー、L・エルナンデス、メンディ、ムサ(左上から時計回り) [写真]=Leicester City FC via Getty Images
日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターのクラウディオ・ラニエリ監督が、新加入のナイジェリア代表FWアーメド・ムサを称賛しつつ、さらに新たな戦力を補強する必要性を明言した。イギリス紙『デイリーメール』が12日付で報じている。
レスターは8日、CSKAモスクワから23歳のムサを獲得したことを正式発表した。クラブ史上最高額の移籍金1800万ポンド(約24億6000万円)で加入したとみられるムサは、わずか17歳でナイジェリア代表デビューを果たした期待の若手選手だ。
新たな快速ストライカーの加入について、ラニエリ監督は「ムサはチームに速さをもたらす。彼がジェイミー・ヴァーディほど速いかはわからないが、ピッチ上を加速しながら疾走することができる」と語っている。
続けて、ラニエリ監督は自らのチームをイギリス空軍の略称である「RAF(ロイヤル・エア・フォース)」に喩えながら、「チームには新たな戦闘機をもう一機増やす必要がある。私たちはまさにRAFで、一機の戦闘機と契約したばかりなんだ」と話し、さらなる補強の必要性を強調した。
さらに、ニースから加入した元U-21フランス代表MFナンパリス・メンディについて、「パディ(メンディの愛称)はよく知っている選手なんだ。彼が若かった時にモナコでデビューさせたのは私だからね。彼はモナコの中軸選手で、つねに一緒に戦ってきた。今シーズンも私たちを助けてくれると確信しているよ」とコメントしている。
またメンディの人柄については、「彼の人柄は素晴らしいよ。優しい青年で、(エンゴロ・)カンテみたいなんだ。悪い噂は聞かないよ。つねに笑い、チームのために献身的に走り続けることができる。彼はハードワーカーで、そこがすごく気に入っているんだ」と話した。
なお、2016-17シーズンにチャンピオンズリーグ初挑戦を控えるレスターは今夏、ムサとメンディに加え、これまでドイツ代表GKロン・ロベルト・ツィーラー(ハノーファー)と、スペイン人DFルイス・エルナンデス(スポルティング・ヒホン)の新戦力計4人を獲得している。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト