2016.05.20

新エネルギーの大量生産に成功…“選手兼社長”のフラミニが経済紙に登場

フラミニ
今季限りでアーセナルを退団するフラミニ [写真]=Arsenal FC via Getty Images
サッカー総合情報サイト

 アーセナルに所属する元フランス代表MFマチュー・フラミニが、自らが設立したエネルギー会社「GFバイオケミカル」の代表取締役として、イギリスの経済紙『ファイナンシャル・タイムズ』のインタビューに応じた。

 今シーズン限りでアーセナルを退団することが決まっている32歳のフラミニだが、今後はビジネスでの世界的な活躍が期待できるかもしれない。同選手は2008年にビジネス・パートナーであるパスクワーレ・グラナータ氏と「GFバイオケミカル」社を共同で立ち上げた。同社は新エネルギーのレブリン酸を大量生産する技術の開発に成功。新技術が200億ポンド(約3兆7400億円)規模の市場を開拓すると見込まれている。

 廃材やトウモロコシから作られるレブリン酸は石油の代替エネルギーとして注目を集めており、プラスチック、洗剤や消臭芳香剤などの家庭用品にも加工することができる画期的な燃料だ。フラミニの設立した「GFバイオケミカル」社は年間1万トン以上のレブリン酸をイタリアのカゼルタ工場で生産しており、生産量世界一を誇っている。

 レブリン酸を大量生産する新技術開発について、フラミニは「私とグラナータ氏は気候変動に問題意識を持っていて、何かしなければと考えていた。だからミラン工科大学の研究者たちとミーティングを重ねて、この技術の開発をすることに決めたんだ。私たちは石油産業と補完的な関係にある。今のライフスタイルを続ける一方で、私たちは特定の変化を望んでいる。同じ車に乗りながらバイオ燃料を使うといった形でね」と語っている。

 また、フラミニが成し遂げた偉業について、環境コンサルタント会社「NNFCC」でバイオテクノロジーのコンサルタントを務めるアドリアン・ヒグソン氏は「この新技術は間違いなく本物だ。レブリン酸自体はかなり前から知られていた燃料だった。ただ、市場で競争力を得ることができるほどに生産コストを削減することが重要な課題だったんだ」と、コメントしている。

 フラミニ自身はサッカー選手として積み重ねてきたことがビジネスでの成功に繋がっていると考えているようで、「私はサッカー選手としてのキャリアを始める時に多くのリスクを背負わなければならなかった。けれども、リスクを全く背負わずに成功を収めることなんてできない。ピッチに入る時、そこに熱情を感じてアドレナリンが出る。今、アメリカやヨーロッパに展開している会社を始めたのもアドレナリンのおかげなんだ。ビジネスは私がピッチで培ってきたものの延長にあるものだけど、サッカーを辞めた後には私の人生に中心になるかもしれない」と明かしている。

 さらに、恩師であるアーセナル指揮官のアーセン・ヴェンゲル監督について、「アーセンは私にとっての精神的な指導者なんだ。彼は常に冷静に自分を保っている。興奮しているときに決断を下してはならない、と彼から学んだよ」と話している。

欧州リーグ順位表

マンチェスター・C
13pt
マンチェスター・U
13pt
チェルシー
10pt
欧州順位をもっと見る
バイエルン
12pt
ドルトムント
10pt
アウクスブルク
10pt
欧州順位をもっと見る
バルセロナ
15pt
セビージャ
10pt
バレンシア
9pt
欧州順位をもっと見る
インテル
13pt
ナポリ
12pt
ユヴェントス
12pt
欧州順位をもっと見る