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モウリーニョ、テリー途中交代はオーナーへの補強希望のメッセージか

2015.08.18

マンC戦の後半からベンチで戦況を見つめるテリー(左) [写真]=AMA/Getty Images

 チェルシーに所属する元イングランド代表DFジョン・テリーが、16日に行われたプレミアリーグ第2節のマンチェスター・C戦で、ハーフタイムの内に途中交代を告げられた。この交代は、オーナーであるロマン・アブラモヴィッチ氏に向けた、新たなDFの補強を強く希望しているというジョゼ・モウリーニョ監督のメッセージだったと、イギリス紙『デイリーメール』が16日付で伝えている。

 0-3で敗戦したマンチェスター・C戦で、チェルシーのキャプテンであるテリーはハーフタイムにフランス代表DFクル・ズマとの途中交代を告げられた。これはテリーにとってモウリーニョ監督から告げられる初めての途中交代。それまで同選手はモウリーニョ監督の下で177試合に先発し、全ての試合でフル出場していた。

 モウリーニョ監督はテリーをベンチに下げたのはマンチェスター・Cのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロらのスピードに対応するための戦術的理由だったと弁明。しかし、ニューカッスルの指揮官を務めていたグレアム・スーネス氏が、テリーの交代は移籍市場におけるモウリーニョ監督のフラストレーションに起因していると主張している。

 同氏は「次の試合(ウェスト・ブロムウィッチ戦)でテリーがプレーすることはないと思う。彼はこれから監督を納得させるパフォーマンスを見せていかなければならないだろう。この途中交代はジョン・テリーが起用されなくなる前触れになる可能性もある」と語っている。

 チェルシーは次節、23日にウェスト・ブロムウィッチと対戦する。

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