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スペインの3強に注目するチェルシー、ペドロら3選手の獲得を狙う

2015.05.09

チェルシーが獲得を狙うグリエスマン(左)、ペドロ(中央)、コエントラン(右) [写真]=Getty Images

 リーグ戦やカップ戦が佳境を迎え、既にイングランドやドイツ、イタリアでは国内王者が決定したヨーロッパのフットボール界。当然ながら、クラブによっては来シーズンに向けた補強に本格的に乗り出している。

 そして、イングランドの各メディアによると、プレミアリーグとリーグカップの2冠に輝いたチェルシーが、今シーズンの激しい戦いからまだ解放されていないリーガ・エスパニョーラの上位3チームに触手を伸ばし始めているとのことだ。

 チェルシーはまず、リーグ、チャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイの3冠に向けて走っているバルセロナからは、スペイン代表FWペドロ・ロドリゲスの獲得を計画しているという。今シーズン、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ブラジル代表FWネイマール、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスによる強力3トップの結成により出場機会を大きく減らしているペドロは、夏の移籍市場での退団が有力視されている。一方、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、チームにやや欠けている両サイドでの鋭い動きをもたらせるうえ、常に100パーセントの力を出し切るペドロを気に入っており、補強リストの上位に載せているとのことだ。

 一方、CL連覇とリーガ逆転優勝を狙っているレアル・マドリードに対しては、フランス代表DFラファエル・ヴァランへの強い関心が以前から伝えられてきたチェルシーだが、ここに来てポルトガル代表DFファビオ・コエントランにも熱視線を送っているという。チェルシーは今シーズン、アトレティコ・マドリードから獲得したブラジル代表DFフィリペ・ルイスがチームにフィットせず、現在は右サイドバックが本職のスペイン代表DFセサル・アスピリクエタが左SBを務めている。モウリーニョ監督はこの状況を踏まえ、フィリペ・ルイスを放出する場合には、レアル・マドリード時代の教え子であり、今シーズン終了後の移籍が噂されているコエントランを呼び寄せる計画を立てているとのことだ。

 チェルシーはさらに、リーガでの3位死守に向け、4位バレンシアおよび5位セビージャと熾烈な争いを繰り広げているアトレティコ・マドリードからも、フランス代表FWアントワーヌ・グリエスマンの獲得を狙っているという。グリエスマンはレアル・ソシエダからアトレティコ・マドリードに移籍した今シーズン、周囲の予想を上回る飛躍を遂げ、現在はレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドバルセロナのメッシに次ぎ、得点ランキングの3位に着けている。移籍市場のメインキャストであるチェルシーは、リーガで最もホットな存在となったグリエスマンを見逃すはずはなく、アトレティコ・マドリードとの良好な関係を利用して交渉に持ち込む構えとのことだ。

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