アーセナルのヴェンゲル監督(左)とドルトムントのクロップ監督(右) [写真]=Arsenal FC via Getty Images
イギリス紙『デイリー・ミラー』の元編集長のピアース・モーガンが、現在アーセナを率いるアーセン・ヴェンゲル監督に代わって今シーズン限りで日本代表MF香川真司が所属するドルトムントを退任することが発表されたユルゲン・クロップ監督を新しくアーセナルの監督にそえるべきだと主張した。15日付のイギリス紙『メトロ』など複数のメディアが報じている。
現在ドルトムントを率いているクロップ監督は、今シーズン終了をもって退任することが発表されたが、次にどこのチームを率いるかは未定となっている。クロップ監督が次に指揮するチームとして、マヌエル・ペジェグリーニ監督の下で不振にあえいでいるマンチェスター・Cが有力候補として挙げられているが、一部のアーセナル・ファンはクロップ監督がヴェンゲル監督の後任として理想的であると考えているようだ。
アーセナルの熱狂的ファンとして知られるモーガンは自身のツイッターで「アーセナルにとってクロップは完璧な監督だし、クロップにとってもアーセナルは完璧な居場所だ。もしクロップと今契約しなければ彼は他のクラブを指揮していくつものタイトルを獲得するだろう」と、47歳で将来性のあるクロップ監督を新しいアーセナルの監督にすべきだと主張している。
続けて「彼はバイエルンがいるブンデスリーガにおいて5年で2回もリーグ優勝をしている。それでも彼が力不足と言えるだろうか。クロップは我々の(ジョゼ・)モウリーニョとなる監督だ。アーセナルは今動くべき時なんだ。もちろん私もヴェンゲル監督の功績を評価しているが、彼はもう十年以上もリーグタイトルを取っていないんだよ」と、長らくリーグタイトルから見放されているチーム状況を嘆いた。