ウィガンで主将を務めていたコールドウェル [写真]=Getty Images
チャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)に属するウィガンは、元スコットランド代表DFギャリー・コールドウェル氏の監督就任を発表した。7日、同クラブ公式HPで伝えている。
コールドウェル氏はウィガンで主将としてプレーしていたが、負傷により今シーズンの序盤に現役を引退した。現役時代には元日本代表MF中村俊輔らとともにセルティックでもプレー。スコティッシュ・プレミアリーグ連覇などに貢献していた。
ウィガンは現在チャンピオンシップで24チーム中23位に位置しており、1試合多く消化しているにもかかわらず残留圏との勝ち点差は8と、3部降格も現実味を帯びている。6日に行われたダービーとの対戦に0-2で敗れると、試合後にマーキー・マッケイ監督の解任が発表されていた。
現在32歳ながら新監督を務めることになったコールドウェル氏は、「真実を話すと、時が来ればトップチームの監督をやろうと思っていたんだ。我々は今、非常に厳しい条件にさらされているが、ここからの5試合は勝利のことだけを心に刻んでいく。その後で、どこにいるのか確認したい」とコメントしている。