2015.03.24

若手育成へ、新ルールを提言するFA会長「ケインが何人いる?」

ケイン
22日に行われたレスター戦でハットトリックを達成したケイン(左) [写真]=Getty Images

 FA(イングランドサッカー協会)の会長を務めるグレッグ・ダイク氏が、イングランド国籍の若手を育成するため、プレミアリーグのルール変更を行う計画を明かした。23日付のイギリスメディア『BBC』が伝えている。

 同氏による提案は4つ。まずは「ホーム・グロウン(自国育成選手)になるためには、18歳の誕生日を迎えるまでの最低3年間を国内クラブでプレーしないといけない」という案。これまでは21歳の誕生日を迎えるまでの3年間を国内クラブでプレーすることが条件であった。

 次に「ホーム・グロウン選手の最低登録数を12名に増やす」というルールが提案されている。トップチームの最大登録人数は25名であることから、約半数をホーム・グロウンで賄う必要がある。これまでは8名以上を登録することが条件であったが、2016年まで段階的に増やしていくと、発表している。

 3番目は「ホーム・グロウン選手のうち最低2名は自クラブ育成選手でなければならない」というルール。18歳の誕生日を迎えるまで、最低3年間をそのクラブで過ごした選手が自クラブ育成選手になることができる。

 最後に同氏は「EU(欧州連合)外選手に労働許可証を発行する際の基準を厳しくする」との提案をした。これまでEU国籍以外の選手は、移籍する前の2年間で自国代表として75パーセント以上の公式戦に出場することが、労働許可証発行の条件であった。

 最近のイングランド人若手選手の活躍といえば、21日に行われたプレミアリーグ第30節で、トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインがハットトリックを達成し、リーグ得点ランクトップタイに浮上していことが挙げられる。

 ダイク氏は「我々は今、ケインに助けられている」と、ケインがイングランド人の若手選手で唯一成功している例だとの考えを明かし、「プレミアリーグのユースチームには、何人のハリー・ケインがいるんだ?ティム・シャーウッド監督がトッテナムの監督に就任し、ケインにチャンスを与えていなければ、彼はまだミルウォールかどこかにレンタル移籍していただろう」と、若手選手を軽視する各クラブに対し問題を提起している。

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