2014.10.19

ウェルベックが終了間際に同点弾も…アーセナル、ホームで痛恨ドロー

ウェルベック
同点弾を挙げたウェルベック(左) [写真]=Arsenal FC via Getty Images

 プレミアリーグ第8節のアーセナルvsハルが18日にエミレーツ・スタジアムで行われ、2-2の引き分けに終わった。

 前節、宿敵モウリーニョ率いるチェルシーとの“ビッグ・ロンドン・ダービー”に敗れ、今季のリーグ戦初黒星を喫したアーセナル。その敗戦からのバウンスバックを狙うチームは、そのチェルシー戦から先発3人を変更。累積警告で出場停止のカラム・チャンバース、負傷離脱中のローラン・コシールニー、メスト・エジルに代わってエクトル・ベジェリン、ナチョ・モンレアル、アレックス・オックスレイド・チェンバレンが起用された。なお、左サイドバックが本職のモンレアルはセンターバックでの出場となった。

 ホームサポーターからの大歓声を背に序盤から小気味よくボールを動かすアーセナルは、開始直後から完全に主導権を掴んだ。序盤は6バックと3人の守備的MFで中央を固める相手に守備に苦戦したものの、アレクシス・サンチェスやチェンバレンの両ウイングの果敢な仕掛けからゴールに迫る。すると、10分過ぎに先制点が生まれる。

 13分、右サイドから鋭いドリブル突破でボックス内に進入したA・サンチェスがカーティス・デイヴィスをかわし、ボックス右角度のないところからファーポストに絶妙なシュートを流し込んだ。

 幸先良く先制に成功したアーセナルだったが、急造の最終ラインが早くも脆さを見せる。カウンターから長い距離を持ち上がったモハメド・ディアメにマテュー・フラミニが振り切られると、あっさりボックス内を陥れられて飛び出したGKヴォイチェフ・シュチェスニーの頭上を抜くチップキックを決められた。

 前半半ばから終盤にかけてはアーセナルが一方的に押し込む時間が続く。比較的容易にアタッキングサードまでボールを運ぶホームチームは、前半に14本ものシュートを浴びせかけるが、いずれのシュートも勝ち越しゴールに繋がらず。対して前半終盤に左腕を痛めたGKスティーヴ・ハーパーが負傷交代となるアクシデントに見舞われたハルだったが、前半を1-1のイーブンで終えることに成功した。

 互いに選手交代なしで迎えた後半、ここまで劣勢を強いられていたハルが開始直後にいきなり逆転ゴールを奪う。46分、右サイドでアーメド・エルモハマディの縦パスに抜け出したトム・ハドルストーンが上げた絶妙なクロスを、うまくセンターバックの間に入ったアベル・エルナンデスがヘディングでゴール左隅に流し込んだ。

 気の抜けた入りから逆転を許したアーセナルはすぐさま反撃に出るも、より重心を下げて守る相手の守備をなかなか崩せない。前半同様に攻めあぐねるチームは、徐々に焦りからミスが増え始め、カウンターを浴びる場面が散見されるようになった。

 流れを変えたいヴェンゲル監督は63分、フラミニを下げて負傷明けのアーロン・ラムジーを投入。さらに68分には負傷したジャック・ウィルシャーに代えてジョエル・キャンベルをピッチに送り出し、同点ゴールを目指した。

 ホームで負けの許されないアーセナルは試合終盤にかけてリスクを冒した攻めを見せるが、83分にボックス内でA・サンチェスの放った強烈なシュートはマイケル・ドーソンの決死のシュートブロックに阻まれる。さらに86分にはゴール至近距離でA・サンチェスがヘディングシュートを放つが、今度は相手GKのファインセーブに遭った。

 それでも、諦めずに攻めるアーセナルは後半アディショナルタイムにA・サンチェスのドリブル突破からボックス左でパスを受けたダニー・ウェルベックが敗戦を免れる同点弾を奪取。だが、勝ち越しゴールを奪う時間は残されておらず、試合は2-2でタイムアップ。リーグ戦2連敗こそ逃れたアーセナルだったが、ホームで厳しい引き分けとなった。

(記事/超ワールドサッカー)

【スコア】
アーセナル 2-2 ハル

【得点者】
1-0 13分 アレクシス・サンチェス(アーセナル)
1-1 17分 モハメド・ディアメ(ハル)
1-2 46分 アベル・エルナンデス(ハル)
2-2 90分 ダニー・ウェルベック(アーセナル)

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