ノルウェー戦を「悲惨なもの」と称したQPRのレドナップ監督 [写真]=Getty Images
イングランド代表は、3日にウェンブリーで行われた国際親善試合でノルウェー代表と対戦し1-0で勝利した。QPRを率いるハリー・レドナップ監督が同試合のイングランド代表について言及した。イギリス紙『ザ・サン』での同監督のコメントを、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
FWウェイン・ルーニーのPK弾によってホームでしっかりと勝利したイングランド代表だが、この一戦で記録した4万181人という観客動員数は、ウェンブリーが立て替えられて以来、最少の数字となった。レドナップ監督は今回のノルウェー戦を通して、サポーターがイングランド代表から離れていった理由が理解できると述べている。
「ノルウェー戦は悲惨なものだった。ブラジル・ワールドカップでも散々な結果に終わったがね。つまり今回の試合は、失望の後に訪れた失望だ。選手たちの半分が、そのことに気づいてもいない。サポーターがイングランド代表から離れていったのも頷ける」
「プレミアリーグを率いる監督たちは、クラブの選手たちが国際試合から無事に帰ってくることしか考えていない。サポーターがイングランド代表の試合に興味を持てないことを責めることはできないだろう。だが、私はそのような状況を黙って見過ごすことはできない」
「ただ、この状況を新たな時代の始まりだと表現するものもいる。サポーターはブラジル・ワールドカップでの惨事を未だに引きずっている状況だ。我々は今回のノルウェー戦から新たな可能性を見いださなくてはならない」
イングランド代表は8日に行われるユーロ2016の予選でスイス代表と対戦する。
(記事/超ワールドサッカー)