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株式上場クラブ、マンチェスター・Uのオーナーになる方法

世界的な人気クラブであるマンチェスター・U [写真]=Getty Images

 日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・Uは、ニューヨーク証券取引所に上場しています。そのため、日本では、ネット証券大手のSBI証券、楽天証券、マネックス証券が取り扱っていますので、そこで口座開設をし、マンチェスター・Uの株式を購入すると、株主、つまり(一部ですが)オーナーになることができます。

■マンチェスター・Uは上場会社

 マンチェスター・Uのニューヨーク証券取引所上場までの経緯は紆余曲折があるのですが、2012年8月10日に上場を果たしました。ティッカーシンボルは「MANU」です。元々、マンチェスター・Uは2005年までロンドン証券取引所に上場していました。現在の実質オーナーが買収した際に、上場廃止したのですが、再度、ニューヨーク証券取引所で上場会社となったのです。

 マルコム・グレイザー(故人:2014年5月28日死去)は、2003年から2005年にかけて、マンチェスター・Uの株式買収を徐々に進め、支配権を獲得。最終的に全株式を握ったうえで、上場廃止としました。買収の際には、LBO(レバレッジド・バイアウト)というクラブを担保にしての借り入れによる資金調達を実施したため、マンチェスター・Uは多額の負債を抱えることになりました。また、2008年のリーマンショックにより、さらに資金繰りが悪化。多額の負債の返済を進めるため、2012年8月10日、ニューヨーク証券取引所に上場したのです。

 上場時に1株1議決権のクラスA株式1666万株を発行しました(833万株を新規発行、 833万株を手元から放出)。発行済みの株式数は3968万株なので、42%が市場に出ましたが、オーナーであるグレイザー一族が、議決権がクラスAの10倍あるクラスB株式を抑えており、株式上場後もグレイザー家が議決権の99%を抑えています。

■マンチェスター・Uの株主になる方法

 クラブはニューヨーク証券取引所に上場していますので、マンチェスター・Uの株主になることは誰でも可能です。日本で株式を買うには、米国株取引のできるネット証券などで口座開設をし、米国株取引でクラブの株を購入します。ネット証券大手のSBI証券、楽天証券では、ニューヨーク証券取引所上場時からマンチェスター・Uの株式を購入し、株主になることができましたが、マネックス証券も2014年5月から米国株取扱銘柄に追加しました。

■マンチェスター・Uの株主になる魅力

 マンチェスター・U株は日本株のような株主優待の特典があるわけではありませんが、マンチェスター・Uの株主になる魅力があります。クラブの経営の健全性です。チームが強く、集客力があります。ホームタウンのマンチェスターにあるオールド・トラフォードは7万6000人を収容できる大型スタジアム。選手の補強に無駄なお金を使うという伝統がありません。デイヴィッド・ベッカムやクリスティアーノ・ロナウドのマンチェスター・Uからの移籍のように、実力がピークの時に移籍させ、移籍金を獲得することにも成功しています。また、アジアでのファン獲得にも力を入れています。収益が今後も増えていくことが予想されます。

■まとめ

 上記の要因からEPS(1株利益)の増加が見込め、株価の上昇による投資効果が期待できるかもしれません。さらに、イギリスの名門サッカークラブであるマンチェスター・Uの株式を購入し、区分所有することで、一部でもオーナーになることは、ファンとしても応援に熱が入り、誇りを感じることができるかもしれません。

(記事/ZUU online)

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