現在は、ライバルのマンチェスター・Uを率いるファン・ハール監督 [写真]=Man Utd via Getty Images
日本代表MF香 川真司が所属するマンチェスター・Uを率いるルイス・ファン・ハール監督が、宿敵リヴァプールの強化部長になるオファーを受けていたことが明らかとなった。3日のイギリス紙『リヴァプール・エコー』が報じた。
同紙はリヴァプールが2012年5月、強化部長の座をめぐってファン・ハール氏と交渉の場を持ったが、ブレンダン・ロジャーズ監督の否定的な意見が クラブ幹部に認められ、就任には至らなかったという。同監督は、強化部長そのものが必要なかったと、以下のように主張している。
「(強化部長の座をめぐって)リバプールが何人の候補者と交渉したかは分からないが、私は強化部長よりも現場のチームと働きたいと思っていた。私は監督が強化部長であるべきだと常に考えているし、監督こそがクラブ全体の指揮権と責任を持つべき だと信じている」
「ルイス・ファン・ハールには会ったことが無いが、ジョゼ・モウリーニョを通して彼の話は聞いている。ファン・ハールはバルセロナでジョゼを育てた人物だ。彼の練習法、戦術、素晴らしいキャリアは承知しているし、非常に経験のある監督だ。ユナイテッドでも活躍するだろう」
リヴァプールとマンチェスター・Uは4日に、マイアミで行われるインターナショナル・チャンピオンズカップ決勝戦で対戦するが、公式戦以外での顔合わせは1983年以来31年ぶりとなる。