バルセロナに所属するスペイン代表DFジェラール・ピケ [写真]=Getty Images
バルセロナに所属するスペイン代表DFジェラール・ピケが、かつて同クラブを二度指揮し、現在は日本代表MF香川真司が所属するマンチェスター・Uを率いるルイス・ファン・ハール監督との秘話を明かした。イギリス紙『デイリー・エクスプレス』は1日、同監督との思い出を明かしたピケのコメントを伝えている。
バルセロナや代表チームで不動のセンターバックとしてプレーし、これまでに数多くのタイトル獲得に貢献してきたピケだが、バルセロナの下部組織でプレーしていた当時、トップチームを率いるファン・ハール監督からセンターバックに不向きであると言われた経験があるようだ。
「彼がトップチームを率いていた頃はまだカンテラ(下部組織)にいたし、彼の指導を受ける機会はなかった。だから、その当時の彼については何も知らない。でも、バルサの副会長を務めていた僕の叔父は彼と仲が良く、祖父の自宅で面会するチャンスがあったんだ」
「そのときの僕は12、13歳ぐらいだったかな。彼は僕がバルセロナの下部組織でプレーしていることを知っていたんだ。家に来た彼が冗談半分で僕を押すと、僕は転んでしまったんだ。すると彼は僕に対し、『君はフィジカル面が十分じゃないからセンターバックに不向きだな』って言ってきたんだよ」
また、2004-2008シーズンまでマンチェスター・Uに在籍していたピケは、同クラブの指揮官に就任したファン・ハール監督について、以下のようにコメントしている。
「彼は自身の中で明確なプランをしっかりと持った、本当に規律を重んじる監督だ。ファン・ハールは、ユナイテッドをより良いチームへ再生させるだろうね。きっと彼はユナイテッドで輝かしい時代を築き上げるはずだ」
(記事/超ワールドサッカー)