ヴェンゲル監督にとがめられたベントナー [写真]=Arsenal FC via Getty Images
これまで数々の不祥事で世間を賑わせてきたアーセナルのデンマーク代表FWニクラス・ベントナー。同選手は11日にも、滞在先であったコペンハーゲンにて、泥酔した状態のままタクシーに乗り込み、運転手に悪態をついたことに加え、車を降りた際、ズボンをおろし、下腹部を車にこすりつけるなどの愚行に及んでいた。
この一連の行動にチームの指揮官であるアルセーヌ・ヴェンゲル監督が言及した。イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。
ヴェンゲル監督はベントナーの今回の事件について、「私は何が起こったのか全もって理解していない。まだ彼と話していないからだ。唯一確実なことは、彼はコペンハーゲンに用事の1つさえなかったということだ」と怒りをあらわにした。そして、「誰も彼に帰国する許可を与えていない。だから彼には罰金処分を科すつもりだ」と続け、処分を与える方針を明らかにした。
また同監督は、ベントナーに再びチャンスが与えられるかという問いに対して、「彼との契約は夏で終わりだ」と返答している。
なお、上記の事件が起こった同日、アーセナルはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグでバイエルンと対戦しており、同選手はメンバーを外れていた。