リヴァプールのクロップ監督 [写真]=Getty Images
リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、同クラブの指揮官として欧州大会での最多勝利記録を樹立した。21日、クラブ公式サイトが伝えている。
リヴァプールは21日に行われたヨーロッパリーグ（EL）・グループE第1節でLASKリンツと対戦。14分に先制点を許したものの、56分にダルウィン・ヌニェスのPK弾で追いつくと、63分にルイス・ディアス、88分にはモハメド・サラーが得点を挙げ、3－1で逆転勝利を収めた。
この試合の結果、2015年からリヴァプールを率いるクロップ監督は同クラブでの欧州大会通算勝利数が「50」に到達。クラブ公式サイトによると、ラファエル・ベニテス元監督（49回）の記録を上回り、同クラブでは史上初めて欧州大会で50勝を達成した指揮官になったという。
試合後、クロップ監督は「前半から2つの非常にいいサッカーを見せた。選手たちは前半に何もいいことがなかったと思っていただろうが、そんなことはなかった。彼らにはフラストレーションを忘れて再び試合に臨まなければならないことと、逆転するチャンスがあることを伝えた。それを彼らはやってのけたんだ。難しいことだとはわかっていたけど、とても嬉しい。勝利に値していたと思うよ」と逆転勝利を果たした選手たちに賛辞を送った。
また、欧州大会で通算50勝を達成したことには「こう言わせてもらおうか、もし、グループステージを終えてもまだ50勝で、リヴァプール史上最も成功した監督だと言われても、皆その事実を嫌うだろうね」と冗談を口にしながら、次のように続けた。
「私たちはヨーロッパでかなり多くの試合を戦った。あれだけ勝てたことは良かったし、決勝進出も何度かあったから、当然試合には勝っていたと思う。それは素晴らしいことだが、おそらくヨーロッパの大会では以前よりもはるかに多くの試合が行われているからだと思う。それは間違いないと思うよ」
By サッカーキング編集部
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