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フランクフルト主将ローデ、敵地カンプ・ノウでの金星に万感の思い「10年前…」

2022.04.15

万感の思いを口にしたローデ [写真]=Getty Images

 フランクフルトのドイツ人MFセバスティアン・ローデが、14日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝セカンドレグ バルセロナ戦を振り返った。同日クラブ公式サイトが伝えている。

 7日に行われたEL・準々決勝ファーストレグでバルセロナと対戦したフランクフルトは1-1で折り返すと、14日に行われたセカンドレグで“カンプ・ノウ”へ乗り込んだ。試合は4分にMFフィリップ・コスティッチのPK弾で先制に成功すると、36分にFWラファエル・ボレが追加点。さらに67分、MF鎌田大地のパスに反応したコスティッチが決めてリードを3点差に広げた。その後、バルセロナの猛追の前に2失点を許すも、試合はこのまま3-2で終了。2戦合計スコア4-3でバルセロナを下したフランクフルトは2018-19シーズン以来のベスト4へ駒を進めた。

 バルセロナを下して3季ぶりのEL・ベスト4へ進出したフランクフルト。敵地で約3万人のファンに後押しを受けたことについて、ローデは「このようなファンの前でプレーすることは、信じられないほどのエネルギーを与えてくれる。バルセロナに勝つという夢を実現するために、すべてを出し切った」と胸中を明かしている。

 現在31歳のローデは2010年夏にフランクフルトへ加入したものの、同シーズンに2部リーグ降格の憂き目にあった。その後、1年でのブンデスリーガ昇格に貢献したローデは2014年夏に同クラブを退団すると、バイエルン、ドルトムントでプレー。2018年12月にフランクフルトへ復帰し、今シーズンから主将を務めるローデは「アイントラハト(・フランクフルト)の進化には目を見張るものがある。10年前、僕はこのクラブで2部リーグを戦っていたけど、今は3シーズンぶり2回目のヨーロッパリーグ準決勝進出を成し遂げたんだ」と万感の思いを口にした。

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