鎌田大地(写真左)と長谷部誠を擁するフランクフルトがアーセナルに敗れた [写真]=Getty Images
ヨーロッパリーグ・グループステージ第1節が19日に行われ、MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルト(ドイツ)とアーセナル(イングランド)が対戦した。長谷部は3センターバックの一角として、鎌田はトップ下としてともに先発フル出場を果たした。
38分、アウェイのアーセナルが先制に成功する。ブカヨ・サカのラストパスを受け取ったジョー・ウィロックが左サイドからカットインして放ったシュートは、相手DFとクロスバーに当たってゴールとなった。
1点を追うフランクフルトは79分、退場者を出してさらに苦しい展開に追い込まれる。背後からサカを倒したドミニク・コールにこの試合2枚目のイエローカードが提示された。
数的有利となったアーセナルは85分にリードを広げる。ロングカウンターでファイナルサードに侵入すると、パスを受けたサカがエリア外からシュート。ボールはきれいな弧を描いてゴール左下隅へと吸い込まれた。すると88分、アーセナルは試合を決定付ける3点目を獲得する。前線からプレスを仕掛けてボールを奪うと、サカのラストパスを受け取ったピエール・エメリク・オーバメヤンがGKとの1対1を制してネットを揺らした。
試合はこのまま終了。決定力を欠いたフランクフルトは、昨季のELファイナリストであるアーセナルに地力の差を見せつけられる格好となった。第2節は10月3日に行われ、フランクフルトはアウェイでギマランイス(ポルトガル)と、アーセナルはホームでスタンダール・リエージュ(ベルギー)と対戦する。
【得点者】
0-1 38分 ジョー・ウェロック(アーセナル)
0-2 85分 ブカヨ・サカ(アーセナル)
0-3 88分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(アーセナル)
By サッカーキング編集部
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