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「魔法じかけのゴールで自信」…独紙、先制点に絡んだ香川に高評価

2016.04.15

リヴァプール戦でミルナー(右)と競り合う香川(左) [写真]=Liverpool FC via Getty Images

 ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝セカンドレグが14日に行われ、日本代表MF香川真司ドルトムントがリヴァプールと対戦。ドルトムントは前半に2点のリードを奪ったものの、後半に4点を奪われて3-4で競り負けた。

 恩師ユルゲン・クロップ監督との再会となる一戦のファーストレグでは出番がなかった香川も、セカンドレグでは先発メンバーに名を連ね、3-2と1点リードの77分までプレー。しかし、その後リヴァプールが2点を挙げて逆転に成功し、2戦合計スコア4-5 でドルトムントは敗退が決まった。

 10日のリーグ戦、DF内田篤人が所属するシャルケとの一戦でゴールを挙げ、「ダービー男」の面目躍如たる活躍をした香川。そのゴールで吹っ切れたのか、リヴァプールとの一戦でも躍動した。

 地元紙『Ruhr Nachrichten』は、「シャルケとのダービーで決めた魔法じかけのゴールで再び自信を取り戻したようだ。走ること、プレーすることの喜びがほとばしり、44分にはチーム3点目のゴールまであとわずかの惜しいシュートを放った」と、シーズン終盤を迎え、香川が本来の輝きを取り戻しつつあることを伝えた。

 採点で香川に「3」をつけた同紙は、先発起用について「驚いたことに、まだ本調子ではなかったが、イルカイ・ギュンドアンを差し置いて先発に抜擢された」と、スタメンが予想外だったとしている。(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)

 また、地元紙『Westdeutsche Allgemeine Zeitung』は、香川に対し「2.5」の高い採点をつけ、攻守にわたる奮闘を評価した。

「ボールを奪うためにすさまじい運動量をこなさねばならなかった。リヴァプールのサイドチェンジではパスコースを消して阻止し、特にエムレ・カンのビルトアップを封じるために彼の前に立ちはだかることも多かった。それだけでなく、先制点にも絡み、44分には自ら相手ゴールを脅かした」

 香川は1点リードの77分に交代となったが、「サポーターから“シンジ・カガワ”コールが起きる中ベンチに下がったが、その時は試合がひっくり返るとは予想していなかったはず」と、その後のまさかの逆転劇にも言及している。

 ドルトムントの次戦は17日、ブンデスリーガ第30節で日本代表DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVと対戦する。

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