フィオレンティーナ戦で先制点を決めたバッカ [写真]=Getty Images
14日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント準決勝セカンドレグ、大会連覇を狙うセビージャはアウェーでフィオレンティーナを2-0で下し、ホームで3-0と快勝したファーストレグからの連勝で余裕の決勝進出を果たした。
この試合、序盤からフィオレンティーナの猛攻に遭いながらも、22分にはコロンビア代表FWカルロス・バッカ、27分にはDFダニエル・カリーソがいずれもセットプレーからゴールネットを揺らし、勝ち抜けを手中に収めたったセビージャ。相手のPK失敗にも助けられるなど最後まで失点を防ぎ続け、2戦連続の完封勝利で連覇に王手を掛けた。
なお、試合後のインタビューに応じたバッカは、自身で先制点を決めての決勝進出を喜んだ。
「今シーズンも決勝に進出することができ、とても幸せだ。今日は1点決めれば勝ち抜けが決まると分かっていた。実際に先制点を挙げることができ、チームは落ち着いて相手の攻勢を凌ぐことができた」
バッカはその一方で、2試合ともスコアとは裏腹に難しい戦いだったことを強調している。
「結果だけ見れば大差が付いたけれども、2試合とも決して簡単ではなかった。ファーストレグでは、彼らが前半のチャンスを潰した一方、僕らは試合を通じて確実にチャンスをものにした。そして今日のセカンドレグでは、彼らはサポーターの声援をバックに攻勢を仕掛けたが、僕らは自分達の流れが来るのをじっくりと待った」