ナポリを率いるベニテス監督 [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
ヨーロッパリーグ決勝トーナメント準決勝セカンドレグが14日に行われ、ナポリはアウェーでドニプロ・ドニプロペトロウシクと対戦して0-1で敗れ、2試合合計スコアで1-2で敗退となった。チームを率いるラファエル・ベニテス監督がイタリア・メディア『メディアセット』のインタビューに応えている。
多くの決定機を作りながらも決定力を欠いたナポリ。無念の敗戦にベニテス監督は「2試合で多くのチャンスを作った。今日の前半でも多くのチャンスを作ったが、後半は封じ込められてしまった。得点を奪うことができたはず。ゴールを決めていれば、全てが変わっていただろう」と話し、チャンスを作りながらも得点に結びつけることができなかったことを嘆いた。
続けて「ロッカールームでは『残念。もっと上手くやれたはずだ』と話した。ドニプロはとても組織されていた。いずれにしろ、勝たなければならなかった相手だ。我々は多くのチャンスを作り、彼らはルールに反する形でゴールを奪い、試合の流れを変えた」と判定に対して不満を述べている。
最後に去就については「今はリーグ戦の(次節)チェゼーナ戦のことを考えている。これからの試合に集中しなければならない。(アウレリオ・)デ・ラウレンティス会長とは話しをし、これから私の家族と話し合いをする。チャンピオンズリーグ出場権を得られるかどうかは我々の結果次第ではない。(第37節で対戦する)ユヴェントスはますます倒すことが難しい相手となってしまったが、私はチームを信頼している。これまでやってきたことをやれば、良い結果を出せるだろう。ただし、決定力を改善しなければならない」と答え、リーグ戦に集中していることを強調した。