インテルのトヒル会長がモラッティ氏についてコメント [写真]=Getty Images
インテルのエリック・トヒル会長が、22日に名誉会長を辞任したマッシモ・モラッティ氏の決断について語った。ヨーロッパリーグ・グループリーグ第3節サンテティエンヌ戦を観戦に訪れたトヒル会長は、試合前にイタリアメディア『メディアセット』のインタビューに答えている。
「モラッティの決断を尊重する。彼とは会って話し合いを行った。双方のファミリーの関係は変わらない。彼は私を支えたいと思っている。メディアが彼に辞任の理由を尋ねることはできるだろう。だが、私は会長としてクラブの運営、活動も同時に考えなければならない」
イタリアの実業家であるモラッティ氏は1995年にインテルの会長に就任。以降の18年間、自身のポケットマネーを使って大物選手を数多く獲得し、クラブの発展に努め、選手やサポーターから“父”として広く慕われた。昨年11月、インドネシアの実業家であるトヒル氏がクラブを買収して、会長に就任。それまで会長を務めていたモラッティ氏は、名誉会長の職に就いていた。