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ドルトムントに勝ち点1をもたらすも…“守護神”コベル「フルミネンセは僕らより優れていた」

2025.06.18

コベルはドルトムントの守護神として立ちはだかった [写真]=Getty Images

 FIFAクラブワールドカップ2025・グループF第1節が17日に行われ、ドルトムント(ドイツ)はフルミネンセ(ブラジル)とのゲームをスコアレスドローで終えた。試合後、ドルトムントに所属するスイス代表GKグレゴール・コベルが、『DAZN』を通して試合を振り返った。

 両チームにとって、今大会の初陣となったゲームは、前半からフルミネンセが巧みなパスワークを用いながらも、状況によっては鋭いカウンターを繰り出すなど、ドルトムントのゴールを脅かす場面を増やしていく。後半に入っても試合の様相が大きく変わることはなく、元鹿島アントラーズのブラジル人FWエヴェラウドや、ウルグアイ代表FWアグスティン・カノッビオらがチャンスを作り出したが、ここで立ちはだかったのがドルトムントの“守護神”。再三に渡るセーブで、フルミネンセに先制点を許さず、試合はスコアレスドローで終了した。

 試合後、コベルは「フルミネンセはほとんどの局面で、僕らより優れていた」と正直な所感を口にする。「そこは認めなければならない。彼らはよりフレッシュで、デュエルではよりアグレッシブで、より良いチャンスを何度も作り出した。僕らは改善しなければならない点が多かったけれども、残念ながら試合中に上向くことはなかった」と語った。

 この試合はドルトムントにとって、ヨーロッパとの時差があり、同時に現地時間ではランチタイムのキックオフと、普段とは異なる環境のなかで試合をしたことも事実。コベルは「僕らにとっては大会の初戦だったから、気にしすぎるのも良くないとは思う。少なからず時差ボケの影響もあったとは思うし、試合はいつもと違う時間のキックオフだった」と前置きしつつ、「言い訳がしたいわけではない。僕らは十分な力を発揮できなかった。ただ、それだけだ」と言葉を続け、敗戦を悔やんだ。

 自身のパフォーマンスについては「決して楽な状況だったわけではないけれども、プレーしていた時は本当に楽しかったね。いくつかのセーブは素直に嬉しかったよ」と語ったコベル。次節は21日に行われ、ドルトムントはマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)と対戦するが、「(蔚山HDとの試合も含めた)次の2試合は、必ず勝たないといけない」と気を引き締めた。

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By サッカーキング編集部

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