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ベンフィカとボカの“激戦”はドロー決着に…終盤に10人のベンフィカが主将オタメンディ弾で追いつく

2025.06.17

同点弾を記録したオタメンディ [写真]=Getty Images

 FIFAクラブワールドカップ2025グループC第1節が行われ、ボカ・ジュニオルスベンフィカが対戦した。

 クラブワールドカップのグループステージはグループ上位2チームまでが突破できるというレギュレーション。ボカ・ジュニオルスベンフィカが入るグループCにはバイエルンも含まれており、決勝トーナメント進出に向けて負けられない一戦となる。

 試合は、ベンフィカがボールを支配していく展開に。しかし、先制したのはボカ・ジュニオルスだった。21分、左サイドの高い位置でボールを持ったラウタル・ブランコが股抜きで1人かわしてからクロスを送ると、ニアサイドに走り込んだミゲル・メレンティエルが押し込んでネットを揺らした。さらに27分、左CKの折り返しをロドリゴ・バッタリアが頭で押し込み、ボカ・ジュニオルスが加点した。

 対するベンフィカは44分にセットプレーの流れの中でニコラス・オタメンディがファウルを受けてPKを獲得。これをアンヘル・ディ・マリアが冷静に沈めて1点を返した。この間、PKの判定に意義を唱えたベンチのアンデル・エレーラが一発レッドで退場に。前半はそのまま終了し、ボカ・ジュニオルスが2-1と1点リードして終えた。

 迎えた後半も1点を追うベンフィカがボールを保持する展開となる。しかし、途中出場していたアンドレア・ベロッティがハイボールを処理しようとした際に高く上げた足の裏が頭に入り、レッドカードで退場に。数的不利な状況に陥ったベンフィカだったが84分、右CKに対してニアサイドに走り込んだオタメンディがヘディングでネットを揺らし、同点に追いついた。

 それでも数的優位な状況のボカ・ジュニオルスだったが、88分にホルヘ・フィガルの足裏がフロレンティーノ・ルイスの足に入り、一発レッドで退場に。両チームともに10人で残りの時間を戦うことになった。

 試合はそのまま終了し、両チームに退場者も出たボカ・ジュニオルスベンフィカの激戦は2-2で引き分けという結果に終わった。次節、ボカ・ジュニオルスは20日にバイエルンと、ベンフィカはオークランド・シティとそれぞれ対戦する。

【スコア】
ボカ・ジュニオルス 2-2 ベンフィカ

【得点者】
1-0 21分 ミゲル・メレンティエルボカ・ジュニオルス
2-0 27分 ロドリゴ・バッタリアボカ・ジュニオルス
2-1 45+3分 アンヘル・ディ・マリアベンフィカ
2-2 84分 ニコラス・オタメンディベンフィカ

By サッカーキング編集部

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