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レアルを追い詰めた鹿島にブラジル紙も賛辞「全世界に可能性を証明した」

2016.12.19

レアル・マドリードを相手に2得点を奪った柴崎岳 [写真]=Getty Images

 FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016決勝が18日に行われ、開催国代表の鹿島アントラーズ(日本)が欧州サッカー連盟代表のレアル・マドリード(スペイン)と対戦。延長戦までもつれ込んだ熱戦は、2得点を加点したレアル・マドリードが4-2で鹿島アントラーズを下し、クラブ世界一の称号を手にした。ブラジルのサッカー専門紙『ランセ』は18日、レアル・マドリードに真っ向から立ち向かった鹿島を称賛する記事を掲載している。

 冒頭部分では、「もしあなたがレアル・マドリードのサポーターでないのであれば、自分の愛するクラブが世界一になれるという夢を見ることができただろう。各国の代表選手が揃うチームに真っ向から勝負を挑み、欧州、南米以外の国から初の王者になる可能性を証明した」と、鹿島の奮闘を称賛した。

「いい夢を見させてもらった。世界的に名の知れていないクラブでも世界一になることは可能だ。いくら資金があり、スタープレーヤーを抱えているチームが相手でも、闘争心を持って勝負を挑めば勝利を掴むことができる。鹿島は地球上で最も偉大なチームに敗れたが、全世界にその可能性を証明し、誰もがその戦いぶりを認めたことだろう。試合が始まる前から負けが決まっているなんて、サッカーではあり得ないことだ。ありがとう、鹿島アントラーズ」と、締めくくっている。

 

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