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愛車でバルサを追う兄弟が1万5000キロの旅…決勝の地・横浜を目指す

2015.12.17

クラブW杯決勝が行われる横浜国際総合競技場 [写真]=FIFA via Getty Images

 1台の車で、世界各地でタイトルマッチを戦うバルセロナの応援に駆けつける兄弟がいる。イバンとシャビエルで、苗字はアラシルという。アラシル兄弟は青とエンジのボディに、クラブエンブレムが描かれたボンネットを持つ1953年式のシトロエンで愛するチームを追いかける。そして今、兄弟はFIFAクラブワールドカップ2015決勝が行われる横浜を目指しているようだ。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

 2009年チャンピオンズリーグ決勝開催地であるイタリア・ローマ、同年のクラブワールドカップ決勝開催地UAE(アラブ首長国連邦)・アブダビ、2011年チャンピオンズリーグ決勝開催地イギリス・ロンドン、2015年チャンピオンズリーグ決勝開催地ドイツ・ベルリン、そして今年8月に行われたUEFAスーパーカップ開催地であるグルジア・トリビシ。アラシル兄弟はレトロな愛車で各地に駆けつけた。そして現在は横浜に向けて、車を走らせている。

 アラシル兄弟は1カ月前にバルセロナから横浜まで約1万5000キロの旅に出た。彼らはロシアのウラジオストクからフェリーに乗り、鳥取県の境港市に入り、横浜に向かう。車で日本に入国するには、自家用自動車通関手帳(自動車カルネ)が必要になるが、彼らの手元にはなく、イバンの奥さんが手続きをし、バルセロナから送っているという。

 2人は17日に行われる準決勝には間に合わない見込みで、予定どおりに通関手帳が届けば、19日の夜に鳥取県から東京へ約800キロを移動する予定になっている。

 バルセロナはアラシル兄弟が駆けつけた決勝で負けたことがない。はたして、彼らは決勝までに横浜に到着できるのか。またバルセロナは準決勝を勝ち抜き、決勝でアラシル兄弟の目の前で世界王者となれるだろうか。

By サッカーキング編集部

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