バルセロナ戦で好セーブを連発したインテルのGKゾマー [写真]=Getty Images
インテルに所属する元スイス代表GKヤン・ゾマーが、バルセロナとの激闘を振り返った。6日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグが現地時間6日に行われ、インテルとバルセロナが『サン・シーロ』にて対戦。ファーストレグを3-3のドローで終えた両チームはこの日も激しい撃ち合いを演じる。インテルが前半だけで2点をリードするも、後半に攻勢を強めたバルセロナが87分までに逆転に成功。このまま試合終了かと思われた90+3分にはフランチェスコ・アチェルビが値千金の同点弾を叩き込み、試合は延長戦に突入する。
迎えた99分、マルクス・テュラムの右からの折り返しをメフディ・タレミが落とし、ダヴィデ・フラッテージがワントラップから左足を一閃。狙い澄ましたシュートがゴール左下隅に突き刺さり、インテルが勝ち越しに成功する。その後はバルセロナの反撃を抑え、2戦合計7-6という激闘を制して2大会ぶりに決勝戦へ駒を進めた。
フル出場したゾマーは随所で好プレーを披露し、チームの勝利に大きく貢献した。57分にはカウンターから決定機を作られるも、ジェラール・マルティンの折り返しに合わせたエリック・ガルシアのシュートをスーパーセーブ。77分と114分にはラミン・ヤマルの左足から放たれた強烈な一撃をいずれも右手一本で枠外へと弾き出した。3失点を喫したものの、試合後にはUEFAによるプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出されている。
バルセロナの前に立ちはだかり続けた身長183cmの守護神は「非常に嬉しい。素晴らしい試合をすることができた。どのセーブを覚えているかって? 最後にヤマルが放ったシュートへのセーブだ。彼は素晴らしい選手だし、ゴールに入らなかったのは幸いだった」と振り返りつつ、次のように言葉を続けている。
「多くのチームは2-3になった時点で諦めていただろうが、僕たちは諦めず、逆転することができた。クレイジーな試合だったよ。このチームと僕たちのプレーぶりをとても誇りに思う。敗退寸前だったが、そこから巻き返すことができた。素晴らしいよ。決勝に進出するチャンスはそう多くはないし、大きな意味があると思う。ファンのみんなとともにこのピッチで全力を尽くすことができた」
現地時間30日の決勝戦では、パリ・サンジェルマン(PSG)vsアーセナルの勝者と激突する。
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By サッカーキング編集部
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