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鎌田大地フル出場のラツィオ、CLで2戦連続の後半AT弾! セルティックとの“日本人対決”を制す

2023.10.05

後半ATにラツィオを勝利へ導いたペドロ [写真]=Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)・グループE第2節が4日に行われ、セルティック(スコットランド)とラツィオ(イタリア)が対戦した。

 セルティックは敵地で9月19日に行われたフェイエノールト(オランダ)とのCL初陣で、2名の退場者を出し、0-2で黒星を喫した。その後のスコティッシュ・プレミアシップではきっちりと2連勝を飾っており、本拠地『セルティック・パーク』の一戦で今季のCL初勝利を狙う。一方、ラツィオはホームで開催されたアトレティコ・マドリード(スペイン)とのCL開幕節で先手を取られながら、後半アディショナルタイムに“守護神”のイヴァン・プロヴェデルがヘディングで同点ゴールを記録し、1-1のドローに持ち込んだ。セリエAではなかなか調子が上がらず、アトレティコ・マドリード戦の後は1勝1分1敗となっているが、欧州の舞台で復調のきっかけを掴めるだろうか。

 セルティック古橋亨梧前田大然旗手怜央と3名の日本人選手がスターティングメンバーに並んだ。岩田智輝はベンチから出番を待ち、小林友希は登録外のためメンバー外となっている。一方、ラツィオでは鎌田大地が先発入り。直近のセリエAではベンチスタートの試合が続いており、CL開幕戦のアトレティコ・マドリード戦以来、公式戦4試合ぶりのスタメン入りを果たした。なお、CLのピッチに両チーム併せて4名の選手がピッチに立つのは史上初のこととなっている。

 試合は立ち上がりの12分に動く。敵陣右サイド開いた位置でボールを受けた前田が中央へドリブルでボールを運ぶと、横パスを呼び込んだマット・オライリーがダイレクトでボックス内へスルーパスを送る。タイミング良く抜け出した古橋が冷静にGKプロヴェデルとの1対1を制した。昨季は欧州の舞台でノーゴールに終わっていた“エースストライカー”が大仕事を果たし、セルティックが先手を取った。

 その後もセルティックが主導権を握ると、17分には左サイドでボールを受けたヤン・ヒョンジュンがボールを持ち運んでスルーパスを送り、斜めの動きで前田がペナルティエリアに侵入。思い切り良く左足を振り抜いたが、シュートはジャストミートしなかった。

 なかなか流れを掴めないラツィオだったが、29分にはセットプレーからゴールに襲い掛かる。ルイス・アルベルトの蹴った右コーナーキックからゴール前で混戦が生まれると、ゴール前でアレッシオ・ロマニョーリが頭で繋ぎ、最後はマティアス・ベシーノがヘディングシュート。GKハートに触られたものの、ボールはギリギリながらもゴールラインを完全に割っており、ラツィオが試合を振り出しに戻した。

 前半の終盤にかけてはオライリーや前田がゴールに迫るシーンを作ったものの、勝ち越しゴールを挙げるには至らず。前半はこのまま1-1で終了した。

 後半に入ると、58分にセルティックがチャンスを創出。左サイドからカットインしたヤン・ヒョンジュンが鎌田に倒され、ペナルティエリア手前やや左寄りの位置でフリーキックを獲得する。キッカーを務めたマット・オライリーが横へずらすと、旗手がグラウンダーのミドルシュート。ここはGKプロヴェデルに弾かれたが、こぼれ球を拾った前田はマイナスへの落としを選択。最後はアリスター・ジョンストンが右足を振ったが、シュートはクロスバーを超えていった。対するラツィオは68分、敵陣左のスペースでボールを持ち運んだ鎌田が、切り返しから右足でミドルシュートを放ったが、GKハートにキャッチされた。

 その後は両チームともになかなかゴール前までボールを運べない時間が続く。終盤に差し掛かった81分、セルティックが攻撃へ。自陣右サイドでキャメロン・カーター・ヴィッカースからのパスを受けた前田が、中央へ持ち運んで左へ預ける。グレッグ・テイラー、ルイス・パルマ、パウロ・ベルナルドと繋いで右までボールが戻ると、ジョンストンからのアーリークロスに前田が反応。強引に狙ったオーバーヘッドはジャストミートしなかったが、ファーサイドで待っていたパルマがカットインから右足一閃。強烈な一撃でニアサイドを射抜いた。だが、前田がボールにアクションした時点でパルマはオフサイドポジションにいたため、得点は認められず。セルティックの勝ち越しゴールは“幻”となった。

 このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、後半は攻めあぐねていたラツィオが最後の攻撃に出る。敵陣でのボール奪取からペナルティエリア手前右寄りに位置していたマテオ・ゲンドゥージにボールが渡ると、時間をかけずにクロスボールを供給。ファーサイドで待っていたペドロがコースを狙ったヘディングシュートを沈め、ラツィオがCL2試合連続で後半アディショナルタイムにゴールネットを揺らした。

 最終的に試合はこのままタイムアップ。セルティックはホームで先手を取りながら、今季初勝利を飾ることはできず、ラツィオが2試合連続となる劇的な形で今季のCL初白星を掴んだ。なお、セルティックの旗手は72分まで、古橋は86分までプレーし、前田はフル出場。岩田に出番はなかった。一方、鎌田も90分間ピッチに立っている。

 次節のCLは10月25日に行われる。ラツィオは敵地でフェイエノールトと、セルティックはホームでアトレティコ・マドリードと、それぞれ対戦予定だ。

【スコア】
セルティック 1-2 ラツィオ

【得点者】
1-0 12分 古橋亨梧セルティック
1-1 29分 マティアス・ベシーノラツィオ
1-2 90+5分 ペドロ(ラツィオ

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By サッカーキング編集部

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