前日練習でのフリック監督(中央) [写真]=Getty Images
バイエルンのハンス・ディーター・フリック監督が23日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝を前に、前日の記者会見で意気込みを語った。22日にスペイン紙『マルカ』が伝えた。
フリック監督はパリと決勝戦を戦うことについて「世界最高のチームと対戦できることに興奮しているよ」とコメント。さらに、「彼らには素晴らしい監督がいてファンタスティックな哲学がある。トーマス・トゥヘル(監督)を人としても監督としても評価しているよ」と続けた。
現在20連勝中と勢いづいているバイエルンだが、フリック監督は「我々のスタイルはラインを前に押し上げることで決まる。重要なのはボールにプレッシャーをかけることに集中することだよ」と述べ、決勝戦でも自分たちの哲学を変えるつもりはないようだ。
「バルセロナ戦、リヨン戦の試合を振り返って分析したところ、パスの流れを断ち切ることがカギになる」
「パリには多くのトッププレイヤーがいて、面白い試合になるだろうけど、我々は自分たちの哲学を持って前進していきたい」
パリに勝利すればユップ・ハインケス監督が率いていた2012-13シーズン以来7季ぶりの三冠達成となるバイエルン。フリック監督はその歴史に名を刻めるだろうか。全世界注目の一戦は日本時間24日午前4時にキックオフを迎える。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト