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奇跡の始まりは“死の組”突破…歴史的な逆転劇を経て2年連続の決勝へ【Road to Final/リヴァプール編】

2年連続の決勝進出を果たしたリヴァプール [写真]=Getty Images

 例年以上に劇的な試合が多く、世界中のサッカーファンを熱狂の渦に巻き込んできた今シーズンのチャンピオンズリーグも、1試合を残すのみとなった。決戦の日は間もなくだ。そこで、ファイナリストの座をつかんだ2チームのうち、リヴァプールの勝ち上がりを振り返る。

《グループステージ》

 グループステージはパリ・サンジェルマン、ナポリ、ツルヴェナ・ズヴェズダと同居。初戦はホームにPSGを迎え、2-2のまま迎えた後半アディショナルタイム1分にロベルト・フィルミーノが値千金の決勝ゴールを叩き込んだ。“死の組”最大の強敵を破り、白星スタートを切った。

 だが、第2節ではナポリに枠内シュート0と完璧に抑え込まれ、0-1で敗れた。続く第3節、第4節はツルヴェナ・ズヴェズダとの連戦。ここで確実に6ポイントを取りたかったが、ホームでは4-0と快勝した一方、アウェイでは0-2とまさかの敗戦を喫した。さらに第5節ではPSGに1-2で敗戦。この連敗で首位ナポリとは3ポイント差、2位PSGとは2ポイント差の3位と、敗退の危機に晒されていた。

 それでも、最終節で首位ナポリとの直接対決に1-0で勝利し、勝ち点で並ぶことに成功。対戦成績はまったくの五分のため最後は総得点での争いとなり、ギリギリで2位に滑り込んだ。ただ、思えば“あの”04-05シーズンも、グループステージ最終節の劇的勝利で2位通過を果たし、その後の快進撃につなげた。そう考えると、苦しみながらもグループステージを突破した時点で、何かしらの“奇跡”を予感した人もいたのではないだろうか。

○ 3-2 パリ・サンジェルマン(H)
● 0-1 ナポリ(A)
○ 4-0 ツルヴェナ・ズヴェズダ(H)
● 0-2 ツルヴェナ・ズヴェズダ(A)
● 1-2 パリ・サンジェルマン(A)
○ 1-0 ナポリ(H)
⇒3勝3敗 グループC・2位

リヴァプール

[写真]=Getty Images

《ラウンド16》

 ラウンド16ではドイツ王者バイエルンと激突。ファーストレグでは約4カ月ぶりに本拠地アンフィールドで無得点となったが、相手にアウェイゴールを与えることなくスコアレスで90分を終えた。迎えたセカンドレグでは、26分にサディオ・マネが貴重な先制点をマーク。一時はオウンゴールで同点となったが、69分にCKからフィルジル・ファン・ダイクが勝ち越しゴールを決めてみせた。終盤にはマネがこの日2点目でダメを押し、終わってみれば3-1の快勝で突破を果たした。

△ 0-0 バイエルン(H)
○ 3-1 バイエルン(A)
⇒2戦合計 3-1

リヴァプール

[写真]=Getty Images

《準々決勝》

 ラウンド16に比べれば、そして8強に勝ち進んだ顔ぶれを見れば、間違いなく“当たりくじ”を引いたと言えるだろう。トータルスコア6-1という結果もそれを証明している。ファーストレグでは26分までに2ゴールを奪って危なげなく先勝すると、敵地でのセカンドレグでは4発快勝。実力の差を見せつけてベスト4へ駒を進めた。

○ 2-0 ポルト(H)
○ 4-1 ポルト(A)
⇒2戦合計 6-1

リヴァプール

[写真]=VI Images via Getty Images

《準決勝》

 歴史に残る名勝負となった準決勝。敵地カンプ・ノウで行われたファーストレグでは、リオネル・メッシの無慈悲なFKを含む3失点を喫すると、いくつかあったアウェイゴールを奪うチャンスを生かすこともできず、絶望的なスコアで敗れた。しかし、ホームに戻ってのセカンドレグでは狙い通り開始早々にディヴォック・オリジがゴールを挙げ、異様な雰囲気を作り出すことに成功。後半立ち上がりの54分、56分と立て続けにジョルジニオ・ワイナルドゥムがネットを揺らしてあっという間にトータルスコアをタイに戻した。そして79分、アレクサンダー・アーノルドの意表をついたCKをオリジがゴールに蹴り込み、ついに逆転。奇跡的な勝利で、2年連続のファイナル進出を決めた。

● 0-3 バルセロナ(A)
◯ 4-0 バルセロナ(H)
⇒2戦合計 4-3

リヴァプール

[写真]=Getty Images

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