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史上最高の名誉? 同一年にW杯とCLの2冠を達成した選手たち

2018.07.09

史上11人目のW杯&CL制覇者は現れるか… [写真]=Getty Images

 2018 FIFAワールドカップ ロシアはベスト4が出揃った。ファイナル進出へ王手をかけたのは、フランス、ベルギー、イングランド、クロアチアの4カ国。いずれも欧州勢となった。

 その中には、チャンピオンズリーグ(CL)とW杯の“2冠”を達成可能な選手たちがいる。フランス代表DFラファエル・ヴァラン、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、同代表MFマテオ・コヴァチッチだ。彼らは所属するレアル・マドリードで2017-18シーズンのCL優勝を経験。そして今、“世界一”の称号を得るチャンスを手にしている。

 実は過去に同じ偉業を成し遂げた選手は10人しかいない。そこで今回は、同じ年にCL(UEFAチャンピオンズカップ含む)とW杯を手にしたレジェンドたちを紹介する。

■サミ・ケディラ
2014年:レアル・マドリード/ドイツ代表

今大会はグループステージ敗退となったが、4年前に史上10人目となる偉業を達成した。ブラジル大会の決勝戦はウォーミングアップ中の負傷により欠場したが、通算5試合に出場。母国の優勝にしっかりと貢献した。また、レアル・マドリードでは通算10度目の欧州制覇を経験した。

■ロベルト・カルロス
2002年:レアル・マドリード/ブラジル代表

セレソンが生んだ最強の左サイドバックとして名高いロベルト・カルロス。2002年5月、ジネディーヌ・ジダンやルイス・フィーゴらを擁し、“銀河系軍団”と呼ばれたレアル・マドリードでCL制覇を果たすと、その1カ月後にはロナウド、ロナウジーニョ、リバウドの“3R”が最前線に並んだブラジル代表でW杯優勝を果たした。

■クリスティアン・カランブー
1998年:レアル・マドリード/フランス代表

主に守備的MFとして活躍し、独特な風貌でも人気を博したカランブー。1998年は彼にとってキャリア最高の1年となった。レアル・マドリードでCL、フランス代表でW杯を制覇。さらにプライベートでは、スロバキア出身の“美しすぎるモデル”として知られたアドリアナさんと結婚した。(※2012年に離婚し、2017年に別の女性と再婚)

■ユップ・カペルマン
■ウリ・ヘーネス
■ゲルト・ミュラー
■フランツ・ベッケンバウアー
■ハンス・ゲオルク・シュヴァルツェンベック
■パウル・ブライトナー
■ゼップ・マイヤー
1974年:バイエルン/西ドイツ代表

クラブで欧州制覇、代表で世界制覇を同一年に達成した選手が初めて誕生したのは、1974年のことだった。この年、UEFAチャンピオンズカップでは、アトレティコ・マドリードを下したバイエルンが優勝。W杯では、オランダ代表に競り勝った西ドイツ代表が王者に輝いた。栄えある“2冠”を手にしたのは、“皇帝”フランツ・ベッケンバウアーなど計7名。サッカー史にその名を刻んでいる。

 さて、上記からある一つの法則が浮かび上がる。1992-93シーズンに現行のCLという形になって以降、W杯イヤーにレアル・マドリードが欧州王者に輝くと、所属選手がいる代表チームが必ずW杯を制しているのだ。

 であるならば、今大会はヴァランのフランス、あるいはモドリッチとコヴァチッチのクロアチアが“W杯王者”となるのか。泣いても笑っても、優勝まではあと2試合だ。

(記事/Footmedia)

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