ビッグマッチが苦手と指摘されたベンゼマ。アトレティコ戦で得点なるか [写真]=Fotopress/Getty Images
2日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグで、レアル・マドリードはアトレティコ・マドリードをホームに迎える。先発出場が有力視されているレアル・マドリードのフランス人FWカリム・ベンゼマだが、今シーズンはビッグマッチで結果を出せていない。1日付のスペイン紙『アス』が同選手のデータを紹介している。
ベンゼマは今シーズン、出場時間2815分で17ゴール7アシストを記録。出場時間をゴール数とアシスト数の合計で割って算出される「得点関与頻度」の数値は“117分”となっている。同選手がレアル・マドリードに加入してから、最低の数字となっている。
今シーズン、不調に陥っているベンゼマ。特にビッグマッチでの不振は顕著で、同選手はリーガ・エスパニョーラにおけるアトレティコ・マドリードとの“マドリード・ダービー”2試合、バルセロナとの“エル・クラシコ”2試合、バイエルンとのCL準々決勝2試合、合計6回のビッグマッチで無得点に終わった。以上を踏まえ、『アス』は記事内で今回のアトレティコ・マドリード戦を「ベンゼマの力を再検証する新たな機会」と定義している。
また同紙は、ベンゼマとアトレティコ・マドリードの相性の悪さも指摘。ベンゼマは2015年10月にビセンテ・カルデロンで行われた試合でゴールを挙げてから、ダービーマッチで4試合連続ノーゴール。さらにダービーでの通算成績に目を向けると、計25試合に出場しながら3ゴールしか記録できていない。
4月2日に開催されたリーガ・エスパニョーラ第29節のアラベス戦から、約1カ月に渡って得点から遠ざかっているベンゼマ。“苦手”と言えるアトレティコ・マドリードとの大一番で、ゴールネットを揺らすことはできるだろうか。
(記事/Footmedia)