レアルとのCL準々決勝第1戦で好守を連発したノイアー [写真]=Getty Images
バイエルンは12日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグでレアル・マドリードと対戦し、1-2と逆転負けを喫した。しかし、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーは、セカンドレグでの巻き返しに自信をのぞかせている。
ドイツメディア『DFB.de』のインタビューに応じたノイアーは、「この結果はもちろん辛いよ。違った状況でセカンドレグに臨めると思っていたからね。前半を終えた時点で、自分たちが1-2で負けるなんて全く想像してなかった」と悔しさを露わにした。
しかし、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが「彼があれほど当たっている日じゃなかったら、もっと点を取れたはずだ」と語ったように、ノイアーが好セーブを連発したことで、バイエルンは最少得点差で乗り切ることに成功した。
バイエルンが準決勝に進出するためには、敵地でのセカンドレグで少なくとも2ゴールを奪って勝たなければならない。しかしノイアーは「レアル・マドリードが相手でもゴールを決められるとわかっている。可能性はあるし、まだ全て、自分たちの手の中にある」として、逆転のチャンスは十分にあると考えているようだ。
18日にマドリードで行われるセカンドレグに向けては、ファーストレグで退場したスペイン代表MFハビ・マルティネスが出場停止となるだけでなく、ドイツ代表DFマッツ・フンメルスやポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキも負傷の影響で出場できるか不透明な状態にある。バイエルンの置かれた状況は決して楽ではないが、「相手をリスペクトしすぎないようにする」とノイアーが語ったように、前回大会王者を相手になりふり構わず戦う姿勢で勝利を狙いたいところだ。
(記事/Footmedia)
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