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初のCL挑戦は前途多難…アスタナ、グループリーグの総移動距離は地球3/4周

アスタナからリスボンまでの直線距離のイメージ 地図データ @2015 INEGI

 カザフスタンの1部リーグに属するアスタナは、クラブ史上初めて参加するチャンピオンズリーグ(CL)の予選を見事突破し、同国史上初のCL本戦出場クラブとなった。

 27日にはチャンピオンズリーグ・グループステージの組み合わせ抽選会が開催され、アスタナはグループCに入った。だが、同組にはポルトガルリーグ王者であるベンフィカや、2013-14シーズンでチャンピオンズリーグ準優勝のアトレティコ・マドリード、トルコリーグ王者のガラタサライが入り、グループステージ初参戦のアスタナにとって厳しい戦いが予想されている。

 各国の強豪チームとの対戦もさることながら、アスタナはさらに厳しい条件の中で戦うことを強いられている。それは、“移動距離”だ。

 アスタナは、中国とも隣接するカザフスタンの中部にある首都アスタナ市を本拠地とし、今回のグループステージ参戦クラブの中で最も東に位置。それに対して同組のベンフィカは、ユーラシア大陸最西端のロカ岬にほど近い、ポルトガルのリスボン市を本拠地としている。両チーム間の距離はなんと約6165キロ。往復1万2330キロで地球4分の1周を越える移動をしなければならない。

 さらに、ポルトガルの隣国、スペインの首都マドリード市を本拠地とするアトレティコ・マドリードとは約5690キロ離れており、1番近いトルコ・イスタンブールのガラタサライでも約3400キロ離れている。アスタナはグループステージで各地への往復が必要なため、約地球4分の3周に相当する、合計約3万510キロの過酷な移動を強いられることとなった。

 アスタナは、9月15日にベンフィカのホームに乗り込み、クラブ史上初のCLグループステージ初戦に挑む。また、10月21日にアトレティコ・マドリードと、12月8日にガラタサライとのアウェーゲームを行う。

 なお、UEFA(欧州サッカー連盟)の公式サイト『UEFA.com』によると、これまでのUEFA主催大会で、2015-16シーズンのヨーロッパリーグ(EL)予選プレーオフで対戦した、カザフスタンのカイラトとフランスのボルドーが、約5947キロも離れており、最長距離をマークしていたという。そのため今回のアスタナ-リスボン間の約6165キロがUEFA史上最長距離となる。

 また、最も東で行われた試合は、2010-11シーズンのELのプレーオフで、ロシアのシビル・ノヴォシビルスクがホームにオランダのPSVを迎えた対戦(両チーム本拠地の距離は約4951キロ)。シビル・ノヴォシビルスクの本拠地は、カザフスタンのアスタナから約880キロ北東に行ったところに位置している。

 ちなみに最短距離は、2002-03、2004-05シーズンのCLで実現したミラノ・ダービーのインテルとミラン。両チームは、今シーズンのCL決勝の地でもあるイタリア・ミラノのスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァを本拠地としており、移動距離は“0”だった。

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