ホームでのCLユーヴェ戦に出場したレアルMFベイル [写真]=Getty Images
史上初のチャンピオンズリーグ(CL)連覇を目指し、順調に歩を進めてきたレアル・マドリードだが、その夢は儚くも打ち砕かれた。
現地13日に行われた準決勝セカンドレグ、レアル・マドリードはホームでユヴェントスと1-1のドローに終わり、アウェーで1-2と敗れたファーストレグのビハインドを逆転できず、ベスト4で大会から姿を消した。
この試合、ユヴェントスの3倍近くとなる19本のシュートを放ちながら、ゴールマウスに飛んだのは5本に止まったレアル・マドリード。枠内シュートが6本中1本と、試合の象徴とも言える存在となったウェールズ代表MFガレス・ベイルも大手メディア『スカイスポーツ』との試合後のインタビューで落胆の表情を表している。
「望んでいなかった結末になり、本当にがっかりしている。大会連覇を達成するためにも決勝に行きたかったが、残念ながら駄目だった。僕らはできるだけ多くのゴールを挙げられるよう常に心掛けている。しかし、今日は自分たちの夜にはならなかった。僕自身としても、不運なことに数本の決定機を決め切れなかった。普通なら1本は入ってくれるのだが、今日はそうはいかなかった」
この試合に限らず、今シーズン全般のパフォーマンスの低さが批判されているベイル。しかし、自身の感覚は周囲の評価とは異なっていることを説明し、来シーズンに向けて前向きな姿勢を表した。
「今シーズンは何度か浮き沈みがあったけれども、総じて良いプレーをしてきたと感じている。思い描いていた通りにはチャンスでゴールを決められなかったとはいえ、全体的なパフォーマンスはまずまずだった。重要なのは、今シーズン足りなかったところから学び、来シーズンに向けてハードワークを続けることだ。人は命が続く限り強くなれる」