CLドルトムント戦に臨んだユヴェントスのアッレグリ監督 [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグが24日に行われ、ユヴェントスはホームで日本代表MF香川真司が所属するドルトムントを2-1で下し先勝した。マッシミリアーノ・アッレグリ監督が答えた試合後のインタビューをイタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。
アッレグリ監督は、「勝利は妥当なもの。もっと点差を広げて勝利できたはず。たくさんのチャンスがあったのだから」と1点差の勝利に悔しさを見せると、「我々は統制した守備ができたが、いくつかのカウンターの場面で、誤ってしまった」とドルトムントのカウンターへの対応に問題があったと指摘した。
また、「後半は素晴らしく、ラインを高く保ちドルトムントに何もやらせなかった。勝利をつかみ、多くの自信を収めてこの試合を終えることができた。満足している」と語ると、「ドルトムントは素晴らしいチームだが、我々はやらなければならないことをやった。彼らを我々の中盤の前に上手くおびき寄せ、彼らの中盤の後ろのスペースをつくことができた」と続け、意図していた戦術が上手くはまったことを明かしている。
セリエAで首位を走るユヴェントスは、3月2日にリーグ戦第25節で2位のローマとの対戦が控えている。そして、CL決勝トーナメント1回戦セカンドレグは、ドルトムントのホームで3月18日に開催。アッレグリ監督は「これからはローマとの直接対決について考える。それからドルトムント戦だ」と目前の試合に気持ちを切り替えた。