インモービレと競り合うキエッリーニ(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグが24日に行われ、ユヴェントスはホームで日本代表MF香川真司が所属するドルトムントを2-1で下し先勝した。痛恨のミスで同点弾を献上したイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが、試合後にイタリアメディア『スカイ』のインタビューに答えている。
ユヴェントスは、13分にアルゼンチン代表FWカルロス・テベスのゴールで先制する。しかし、5分後の18分に、足を滑らしたキエッリーニからボールを奪ったドイツ代表MFマルコ・ロイスに、イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンとの1対1を決められ、同点を許した。その後43分に、スペイン人FWアルバロ・モラタが少ないチャンスを活かしてゴール。後半に入ってもそのままスコアは動かず、2-1でユヴェントスが勝利した。
キエッリーニは同点弾を喫したミスの場面の振り返り「ブッフォンがまだ残っていたが、どうすることもできなかった。ロイスがシュートをミスするようにと私は願ったが、残念ながらゴールとなってしまった。けれども、巻き返すことができて素晴らしかった」と打ち明けると「ハーフタイムには、試合前に話していたことをもう一度確認した。ドルトムントはスペースに飛び込み、カウンターに長けるチーム。我々は、コンパクトに保ち続け、たくさんのチャンスを作ることができた」と話している。