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CLとELで準々決勝終了時に累積警告を取り消しに…UEFAがルール変更

2014.07.18

2013-14シーズンのCL決勝は累積警告で出場停止処分をうけたレアルMFアロンソ [写真]=Getty Images

 UEFA(欧州サッカー連盟)が、チャンピオンズリーグと、ヨーロッパリーグにおいて、累積警告に関するルール変更を発表した。
 
 同大会の累積警告は、1選手につき3枚のイエローカードを受けると、次の1試合が出場停止となる。その後は2枚目ごとのイエローカードで1試合の出場停止処分が科されている。

 2013-14シーズンのチャンピオンズリーグでは、レアル・マドリードに所属するスペイン代表MFシャビ・アロンソが、準決勝のバイエルン戦で、3枚目のイエローカードを受けて、決勝のアトレティコ・マドリード戦を出場停止処分で欠場していた。

 今回のルール変更によると、準々決勝が終了した時点で、今までのイエローカードは取り消しとなり、準決勝からは全選手が累積警告なしでスタートする。これによりトーナメントの決勝で、シャビ・アロンソのような累積警告による出場停止となる選手を減らす狙いがあるようだ。

 UEFAは『UEFA.com』で以下の声明を発表している。

「すでにUEFA欧州選手権(ユーロ)で実施されているルールを、UEFA主催のクラブの大会においても適用すべきだ、とのUEFAクラブ大会委員会の提案に従って、緊急対策委員会は、新シーズンから、グループリーグからの全てのイエローカードは、準々決勝が終了した時点で取り消すことを決定しました。したがって、警告は準決勝には持ち越されません」

 2011-12シーズンのチャンピオンズリーグ決勝のバイエルンとチェルシーとの対戦では、準決勝にイエローカードを受け、累積警告による出場停止処分で多くの選手が欠場していた。バイエルンは、MFダヴィド・アラバ、DFホルガー・バトシュトゥバー、MFルイス・グスタヴォ(現ヴォルフスブルク所属)欠場。一方チェルシーもDFブラニスラヴ・イヴァノヴィッチ、MFラミレス、MFラウール・メイレレス(現フェネルバフチェ所属)が出場停止となっていた。なお、チェルシーのDFジョン・テリーは準決勝でレッドカードを受け退場、決勝を欠場していた。

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