FOLLOW US

新旧主将の絆「カシージャスがビッグ・イヤーを掲げられたことが嬉しい」

2014.05.26

10度目のCL制覇を達成したレアル・マドリード [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードがついに、ここ何年にも渡り描き続けてきた夢を現実のものにした。現地24日に行われたチャンピオンズリーグ決勝、レアル・マドリードは延長戦の末に4-1でアトレティコ・マドリードを下し、クラブの悲願である“ラ・デシマ”(10度目のCL制覇)を達成した。

 試合後、レアル・マドリードの多くの選手が感情を爆発させる中、12年前の前回の優勝を知る唯一のメンバーである主将のスペイン代表GKイケル・カシージャスが、前人未到の偉業達成の喜びを噛み締めた。

「本当に幸せだ。チームメイトやサポーターを始め、クラブを支える全ての人々に感謝している。“ラ・デシマ”はW杯優勝をも上回るほど重要だ。長いことCL制覇から遠ざかっていた僕らは、このような決勝を待ちわびていたからね。個人的にも、12年前に『このタイトルを再び獲得する』と固く誓っていた。10回目というのは、このうえない完璧な数字だ」

 自身の判断ミスにより先制点を奪われながらも、DFセルヒオ・ラモスの劇的な同点弾により命拾いしたカシージャスは、ほっとした表情でチームの逆転勝利を振り返った。

「予想していた以上に苦しい試合になった。僕らのまずい対応により、彼らはラッキーな形でゴールを手にした。そして、以降は攻撃を仕掛けてこなくなった彼らに、最後まで守り切られそうになった。しかし、諦めることなくゴールを狙い続けた僕らは、後半アディショナル・タイムという土壇場で同点に追い付くことができた。延長戦に入ると、彼らはさらに守備を固めてきたが、僕らは攻撃を続けて勝利を掴むことができた。決定機の数を考えれば、結果は妥当だと思っている」

 一方、“ラ・デシマ”を達成したチームには多くの賛辞が送られ続けており、12年前の優勝時にビッグ・イヤー(CLの優勝トロフィー)を掲げたラウールも、自身の後を受けた主将のカシージャスのこれまでの苦労が報われたことを心から喜んだ。

「カシージャスは今シーズン、素晴らしいパフォーマンスを披露した。確かに今回は不運にもゴールを許してしまったが、レアル・マドリードが決勝まで来られたのも、彼がそれまでの試合で良いプレーを重ねてきたからだ。彼は今更何かを証明しなければならない選手ではない。僕は全選手の活躍を喜んでいるが、カシージャスがビッグ・イヤーを掲げられたことがとりわけ嬉しい」

【PR】UCLはWOWOWが独占配信!
いつでも楽しめるオンデマンドがおすすめ!

WOWOWオンデマンド


「WOWOWオンデマンド」とは、テレビやBS視聴環境がなくてもWOWOWのコンテンツを月額2,530円(税込)で楽しめるお得で便利なサービスです。

  1. UCLは全試合ライブ&見逃し配信、UELも注目試合をライブ&見逃し配信!
  2. 「WOWOWオンデマンド」なら、いつでもどこでも好きなデバイスで視聴可能!
  3. スポーツ、映画、音楽、ドラマなど幅広いコンテンツが堪能できる!

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO