アーセナル戦で競り合うラーム(右) [写真]=Arsenal FC via Getty Images
チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグが19日に行われ、前回王者のバイエルンは、アウェーでアーセナルと対戦。ドイツ代表MFトニ・クロースとドイツ代表MFトーマス・ミュラーのゴールで、2-0と勝利を収め、ベスト8進出に前進した。
キャプテンのドイツ代表DFフィリップ・ラームは試合後、「結果には満足できる」とコメント。アウェー戦での勝利について、クラブ公式HPを通じて語った。
序盤に攻め立てられた展開には、「15分から20分くらいに主導権を握り支配して、さらに決定機も演出できたね。ラストパスを常に見つけることができなかったところは、反省しなければいけない。アーセナルは非常に密集したブロックを作っていた」と振り返った。
2点のアウェーゴールを得たことで、「突破のためのセカンドレグの条件は非常に良い」とアドバンテージを認めながらも、「しかし、昨シーズンのことからも警戒している。一瞬のうちに状況が変わってしまうと、その場にいた選手はわかっている」とコメント。敵地で先勝しながらホームで敗れ、辛くもアウェーゴール差で突破を決めた昨シーズンの対戦を教訓に気を引き締めている。
「だから、ホームでも再び集中して、スタートから全力を尽くさなければならない。アグレッシブで技術のある相手に、少しでもスピードを緩めて後ろでパスを回そうとすると難しいね」
セカンドレグは、3月11日にバイエルンのホームで開催される。