勝利したUAE代表(上)とイラク代表(下)[写真]=Getty Images
FIFAワールドカップ26アジア4次予選(プレーオフ)・第2節の2試合が11日に行われた。
今回からワールドカップへの出場枠が「8.5」に増加したアジア予選。それに伴い、3次予選(最終予選)を3位と4位で終えた計6チームが2グループに分かれて総当たり戦を行うプレーオフが新設され、各組1位のチームが本大会への出場権を獲得できるレギュレーションとなった。なお、2位のチームは今年11月に控えた5次予選に進み、ホーム&アウェイ方式の2戦合計スコアで上回ったチームが、大陸間プレーオフに進出する。
プレーオフ初戦に臨んだUAE代表は、カタールとの第1節をドローで終えたオマーン代表と激突した。立ち上がりの12分にオウンゴールで先制を許したUAE代表だったが、76分にマーカス・メローニが同点弾をマーク。その7分後には過去に鹿島アントラーズでも活躍したカイオがネットを揺らし、2-1で逆転勝利を収めた。
同じくプレーオフ初戦を迎えたイラク代表は、第1節でサウジアラビア代表に敗れたインドネシア代表と対戦。前半は相手に押し込まれる展開が続いたものの、76分に途中出場のジダン・アーマー・イクバルが貴重な先制点を挙げる。後半アディショナルタイムに退場者を出したイラク代表だったが、1-0の勝利を収めて勝ち点3を積み上げた。また、連敗となったインドネシア代表は敗退が決まった。
第2節の結果と各組の順位表は以下の通り。
第2節の結果
UAE代表 2-1 オマーン代表
イラク代表 1-0 インドネシア代表
アジア4次予選(プレーオフ) 順位表
【グループA】
1位:UAE代表(試合数1/勝ち点3/得失点差+1)
─────────W杯出場決定─────────
2位:カタール代表(試合数1/勝ち点1/得失点差0)
─────────5次予選進出─────────
3位:オマーン代表(試合数2/勝ち点1/得失点差-1)
【グループB】
1位:サウジアラビア代表(試合数1/勝ち点3/得失点差+1)
─────────W杯出場決定─────────
2位:イラク代表(試合数1/勝ち点3/得失点差+1)
─────────5次予選進出─────────
3位:インドネシア代表(試合数2/勝ち点0/得失点差-2)
By サッカーキング編集部
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