アル・イテハドに所属するベンゼマ [写真]=Getty Images
アル・イテハドに所属する元フランス代表FWカリム・ベンゼマが、トレーニングを途中離脱したようだ。7日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
現在36歳のベンゼマは、リヨンでプロキャリアを歩み始めると、2009年にレアル・マドリードへと加入。約14年間に渡りFWの主力として活躍し、チャンピオンズリーグやラ・リーガなど数多くのタイトル獲得に貢献した。今シーズンからは、サウジ・プロフェッショナルリーグのアル・イテハドでプレーしており、ここまで公式戦通算24試合出場15ゴール6アシストの成績を残している。
大きな期待とともにサウジアラビアへとやってきたベンゼマだが、クラブの冬季トレーニングキャンプへの不参加が報じられ、マルセロ・ガジャルド監督との確執が公に。しかし、一時は今冬での欧州復帰が噂されたものの、最終的には残留を果たし、クラブから課された個人トレーニングを消化する形で事態は収束したかに思われていた。
そんななか、4日の国王杯準々決勝・アルファイサリー戦に続き、7日に行われたサウジ・プロフェッショナルリーグ第19節のアル・タエー戦でもメンバー外となったベンゼマ。同紙によると、5日に行われたトレーニングに参加していたベンゼマは、最初のセッションを終了した時点で指揮官から単独トレーニングを命じられたという。すると、ガジャルド監督からの指示を受けた同選手は怒りをあらわにし、単独でのトレーニングを拒否したどころか、勝手に練習自体を終了してしまった模様だ。
翌日は、負傷中の選手たちとともにジムでのトレーニングに励んでいたようだが、指揮官との関係修復には、まだ時間が必要なのかもしれない。
By サッカーキング編集部
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