FOLLOW US

イ・ガンインがラ・リーガ所属の韓国人選手として初となる記録を達成

2023.04.24

[写真]=Getty Images

 マジョルカの韓国代表MFイ・ガンインが、ラ・リーガで韓国人選手初の記録を打ち立てた。

 イ・ガンインは4月24日、ホームのビジット・マジョルカ・エスタディで行われたラ・リーガ第30節ヘタフェで先発フル出場し、2ゴールの活躍でチームを3―1の勝利に導いた。この「1試合2得点」が、ラ・リーガにおける韓国人選手初の記録となった。

 ラ・リーガではこれまで、韓国人選手として初めてスペインに渡り、レアル・ソシエダとヌマンシアに在籍したイ・チョンス氏をはじめ、元セルタのパク・チュヨン(蔚山現代)、バルセロナ下部組織出身で元ジローナのペク・スンホ(全北現代モータース)、マジョルカに半年間のみ在籍したキ・ソンヨン(FCソウル)など計7人の韓国人選手がプレーしてきたが、1試合2得点を決めた選手は過去に一人もいなかった。

 イ・チョンスやペク・スンホ、キ・ソンヨンらはそもそも無得点で、シーズン通して21試合3得点を記録したパク・チュヨンも複数得点はなかった。そんななか、イ・ガンインが2019年1月のラ・リーガデビューから通算103試合目となるヘタフェ戦で、韓国人選手初の記録を達成した。

 日本人選手では、元バジャドリードの城彰二氏が日本人初のラ・リーガ出場となった2000年2月のオビエド戦で日本人初ゴール含む2得点をマーク。その後は乾貴士(清水エスパルス)がエイバル時代の2017年5月のバルセロナ戦、同年12月のジローナ戦で1試合2得点に成功した。

 なお、日本人選手として今季唯一ラ・リーガでプレーする久保建英(レアル・ソシエダ)は、まだラ・リーガで1試合2得点を記録したことがない。

 今回の2ゴール含め、現在までラ・リーガ29試合出場で5得点4アシストとキャリアハイの活躍を続けているイ・ガンイン。来る27日には第31節アトレティコ・マドリード戦を控えているが、ヘタフェ戦で見せた好調を維持することはできるだろうか。

文=ピッチコミュニケーションズ

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO