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全北現代、MF天野純に続きFWラファエル・シルバも獲得! 浦和時代にはACL制覇に貢献

2023.01.10

浦和時代にはACL制覇に貢献したラファエル・シルバ [写真]=Getty Images

 全北現代モータースは10日、かつてアルビレックス新潟浦和レッズで活躍したブラジル人FWラファエル・シルバを完全移籍で獲得したことを発表した。

 R・シルバは1992年4月4日生まれの現在30歳。母国の名門であるコリンチャンスの下部組織出身で、コリチーバでプロキャリアをスタートさせると、スイス・チャレンジリーグ(2部)のルガーノでもプレーした。2014年夏に新潟へと完全移籍で加入。2016シーズンの明治安田生命J1リーグで23試合に出場して11ゴールを挙げると、シーズン終了後に浦和へと完全移籍した。2017シーズンは明治安田生命J1リーグ25試合の出場で12ゴールを挙げただけでなく、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では11試合のピッチに立って9ゴールをマーク。アル・ヒラル(サウジアラビア)との決勝戦ではファーストレグ、セカンドレグともにゴールを決め、2戦合計2-1での勝利に大きく貢献。浦和を10年ぶり2度目のACL制覇へと導いた。

 2018シーズン開幕前に中国甲級リーグ(2部)の武漢足球倶楽部に完全移籍。加入初年度はリーグ戦23試合の出場で23ゴールを記録し、クラブの1部昇格に大きく貢献した。2022シーズンよりカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(2部)のクルゼイロに加入し、約9年ぶりの母国復帰。負傷に苦しめられながらも、リーグ戦16試合の出場で6ゴールを挙げた。

 完全移籍加入が決定し、R・シルバは全北現代のクラブ公式HPを通してコメントを発表。「浦和時代からよく知っていた全北からのオファーが届き、加入を決めるまでに時間は必要なかった。全北はすべての大会で優勝を狙うことのできるクラブだ。出場するすべての大会のトロフィーをもたらすことができるように努力する」と意気込んだ。

 今オフ、全北現代は横浜F・マリノスからの期限付き移籍で元日本代表MF天野純の獲得も発表している。2022シーズンはその天野がプレーしていた蔚山現代に次ぐ2位でシーズンを終え、Kリーグ1の連覇記録は「5」でストップ。“王座奪還”を目指す新シーズンに向けて、頼もしいストライカーが加わることなった。

By サッカーキング編集部

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