[写真]=韓国プロサッカー連盟
韓国Kリーグの年間表彰候補に、日本人や元Jリーガーなど日本に縁のある人物が多数選出された。
韓国プロサッカー連盟は18日、2022年シーズンのKリーグ1(1部)及びKリーグ2(2部)の最優秀監督賞、最優秀選手賞(MVP)、ヤングプレーヤー賞(最優秀若手選手賞)、年間ベストイレブンの候補を発表した。
今季の表彰候補には1・2部合わせ監督8人、選手92人が名を連ねた。そこで日本人として唯一候補に選ばれたのが、2部の年間ベストイレブンにノミネートされた石田雅俊(大田ハナシチズン)だ。
かつてJリーグで京都サンガF.C.、SC相模原、ザスパクサツ群馬、アスルクラロ沼津に在籍した石田は、リーグ戦で33試合10得点4アシストを記録し、大田の昇格プレーオフ圏内の2位フィニッシュに貢献。日本人初の2部年間ベストイレブンに輝いた昨季を含め、2020年シーズンから3年連続でのノミネートとなった。
一方、蔚山現代の17年ぶりリーグ優勝に貢献した天野純は、1部MVP候補、年間ベストイレブン候補のいずれも選外に。横浜F・マリノスから期限付き移籍で加入した今季は現在まで29試合に出場し、キャリアハイの9得点をマークしたが、惜しくも候補には入らなかった。
ちなみに、表彰候補には過去に日本でプレーした元Jリーガーも多数選ばれている。
1部では元ベルマーレ平塚、柏レイソルのホン・ミョンボ(蔚山現代)が監督賞候補に。また、元アルビレックス新潟のキム・ジンス(全北現代モータース)がMVP候補、元清水エスパルスのイ・キジェ(水原三星ブルーウィングス)、元FC東京、大宮アルディージャ、ガンバ大阪のキム・ヨングォン(蔚山現代)、元ガイナーレ鳥取、新潟、浦和レッズのレオナルド(蔚山現代)が年間ベストイレブン候補に選ばれた。
2部でも、元ギラヴァンツ北九州のアン・ヨンギュ(光州FC)がMVP候補、元サガン鳥栖のニルソン(富川FC 1995)が年間ベストイレブン候補に選出された。
年間表彰式はKリーグ1最終節翌日の10月24日に行われる。日本人の石田はもちろん、Jリーグ経験者がどれだけ表彰されるかにも注目しておきたい。
文=ピッチコミュニケーションズ